Matterport(マーターポート)とは?3つのメリットや活用事例を徹底解説
- 「Matterportの概要を詳しく知りたい」
- 「Matterportを導入するか迷っている…」
- 「Matterport映像を制作したいが、自社でやるか外注するか悩んでいる。外注する場合は、依頼先の選び方を知りたい。」
本記事では、Matterportの導入で失敗しないよう、Matterportの概要を網羅的に解説していきます。
Matterportをメイン事業にしており、撮影から編集・カスタマイズまでトータルでサポート。
業界内でも比較的早い時期にサービスを開始したため、Matterportに関するノウハウをすべてご紹介します。
Matterport(マーターポート)の概要
今話題のMatterport(マーターポート)について、その概要と市場の動向についてまずはご紹介します。
Matterportとは?
Matterportとは「3Dの模型データを作成するカメラ(サービス)」で、自由な角度から俯瞰的に空間を見ることが出来ます。
アメリカ・サンフランシスコのシリコンバレーにあるベンチャー企業のMatterport社が発売している3Dカメラを使い撮影しています。
Matterport社ってどんな会社?
Matterport は、建築物のデジタル化とインデックス化に取り組む空間データのリーディングカンパニーです。当社のオールインワン型 3D データプラットフォームでは、空間を正確で没入感のあるデジタルツインに転換して、空間の設計、構築、運用、プロモーション、理解に利用できます。
(出典:Matterport公式ホームページ)
Matterport市場の動向
上記のデータは、Matterportの利用者推移を表したグラフです(※ 赤色が有料ユーザー、灰色が無料ユーザー)。
新型コロナウイルスの感染拡大による影響もあり、1年間で利用者が急増していることがわかります。
Matterportの将来性については下の記事でも予想していますので、参考にしてみてください。
Matterportが今注目されている3つの理由
Matterportが注目されているのには、次の3つの理由があります。
- 新型コロナウイルス感染拡大による消費動向の変化
- 商品・サービスの「すべて」を表現できる
- 費用対効果が圧倒的に高い
時代とともに変化した消費者のニーズに、Matterportがどのように活躍するのか1つずつ解説します。
新型コロナウイルス感染拡大による消費動向の変化
新型コロナウイルスの感染が拡大し、ユーザーの消費動向や生活様式は「オンライン」が基盤になりつつあります。
これまでイベントや観光は、オフラインで行うのが当たり前の文化でした。しかし、今では動画配信サービスやチャットなどオンライン上のサービスとしても浸透しています。
Matterportで撮影した実空間は、そのままオンライン上にバーチャル空間として生成されます。写真や動画以上に、オフライン空間の疑似体験を実現できるのがMatterportの特徴です。
リアルの場で交流が困難になってしまった状況において、オンライン上で「つながり」を実現できるツールとして活躍しています。
商品・サービスの「すべて」を表現できる
これまでは商品・サービスの「すべて」を公開するのではなく、断片的な情報のみを公開するマーケティング手法が多く活用されていました。この手法は「ティザー広告」とも呼ばれており、消費者の興味や焦りを掻き立てることが目的です。
しかし現在では「商品の無料体験」や「口コミ」など商品やサービスの全てを知った上で「本当にいい!」を感じたものだけを購入するユーザーが増えています。
Matterportは、店舗や美術館、工場などの「空間」をすべて公開できる画期的なPRアイテムです。
費用対効果が圧倒的に高い
Matterportの費用対効果の高さには、さまざまな業界から注目が集まっています。
たとえば、ペリーエリスインターナショナル株式会社(ファッション)は、Matterportで制作したバーチャルショールームを活用して、オフラインでの顧客会議を全てオンラインに移行しています。
その結果、出張費を75%削減し、業務効率化にも成功しています。
Matterportは目新しさだけでなく、絶大なビジネス効果があるからこそ今注目されているのです。
Matterportの5つの機能
Matterportの代表的な機能は次の5つです。
- 4Kを使ったシームレスな空間映像
- 写真や動画では見られない3視点映像
- バラエティー豊富な編集機能
- 企業のDX化を促進する計測
- PCやスマホ・VRとの接続機能
どれも最先端技術だからこそ実現している魅力的なシステムです。
今回は、多くの特徴の中から基本的な機能を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
4Kを使ったシームレスな空間映像
Matterportは4Kを採用しており、高画質でシームレスな映像を制作します。
オフラインで行っていたサービスをオンライン転換する際、映像のクオリティーが低くリアルの空間を届けれないことが問題点でした。
Matterportでは、「細部が見えない」「画質が悪い」などのストレスを排除しています。
上記の写真は、Matterportで撮影したバーチャル展覧会です。展示品の、細かいデザインや文字まではっきりと見えています。展覧会だけでなくすべての業界において、商品・展示品も細部まで鮮明にうつしだすため、オンラインでも十分な商品PRが可能です。
写真や動画では見られない3視点映像
Matterportのデータは、「平面図」「立体図」「空間移動」の3視点で見ることが出来ます。
3Dモデルの利用目的やシチュエーションに合わせて、視点を組み合わせて活用します。
平面図(フロアマップ)
「平面図(フロアマップ)」は、施設を真上から見た視点です。撮影した空間をそのまま平面図に落とし込んでいるため、CGやイラストなどは一切含まれていません。
フロアマップ機能の役割は、商業施設やイベント会場で配布される紙マップと同様に「自分の居場所を明確にすること」です。
リアルの空間だけでなくバーチャル空間でも、広い空間であるほど自分の現在地がわからなくなることがあるでしょう。Matterportのマップでは、空間のエリアや部屋の名前をラベルで表示できるので一目で現在地を把握できます。
平面図の多くは、工場見学やオープンキャンパスなど広い空間のツアーや、美術館・博物館などエリアが区切られている場所で活用されています。
立体空間(ドールハウス)
空間を俯瞰した模型データとして見れる視点は、「立体模型(ドールハウス)」と呼ばれています。
3視点の中でも特に目を引く映像で、はじめてMatterport映像を閲覧した方はついつい見入ってしまうことも。
上記の写真は施設を真横から見た角度ですが、斜め上や真上などさまざまな角度から空間全体を俯瞰できます。普段は見られないような視点で空間を楽しめるのもMatterportの魅力です。
空間移動(ウォークスルー)
Googleストリートビューでおなじみの「ウォークスルー機能」も、Matterportの大きな機能です。
床に表示される白丸をクリックすると、そのポイントに移動できます。
Googleストリートビューで移動できるポイントは一定距離で設置されていますが、Matterportは自由に移動ポイントを設置しています。基本的に、ユーザーが立ち止まりそうなポイントを考えて表示しているため、実際の空間を移動しているかのように空間内を移動できます。
バラエティー豊富な編集機能
作成した3Dデータは、使用目的に合わせて編集できます。
さまざまな編集機能がありますが、今回は代表的な無料編集機能「タグ」と「ハイライト」の2つを紹介します。
タグ機能
データ内に画像・動画・ECサイトリンクなどを埋め込むことができるのが「タグ機能」。
タグを活用することで、博物館・美術館では展示物の専門的な説明ができるため魅力を存分に届けられます。また、 ECサイトリンクを埋め込むことで、ユーザーはほしいと思った商品を即時購入でき非常に便利です。
またタグ機能で情報を公開することは、オンライン上で24時間営業・接客をしていることになるので、企業の生産性を格段にアップするメリットもあります。
ハイライト機能
上記写真の下部にある、帯状の映像が「ハイライト」です。
ここでは、施設のエリアごとのデータを並べており、移動したいと思った場所に瞬時に飛べます。
ハイライトに並べた写真を連続して再生する「自動の動画再生システム」もあるため、Matterportの操作に慣れていない人でも安心して映像を閲覧できます。
タグ、ハイライト以外の無料機能や、さらに高度な編集機能を使ってオリジナルカスタマイズができる「Matterport SDK」などさまざまな編集が可能です。
もっと編集について詳しく知りたいという方はぜひ下の記事も参考にしてみてください。
企業のDX化を促進する計測
Matterportでは赤外線を使って正確に空間を測定(誤差1%未満)しているので、3D空間内の建物や家具の寸法を計測できます。
大手建設会社では、施工現場の計測を効率化できる革新的なツールとして注目を集めています。
また、個人での利用も可能。
たとえば、引っ越しが決まった際にMatterport映像で部屋を計測しておくことで、引越し日までに寸法に合う家具を準備できます。
従来の寸法の手間を大幅にカットできるため、建設や住宅業界では今後さらに需要が高まると
PCやスマホ・VRとの接続機能
Matterport(マーターポート)で生成された3Dモデルの閲覧には、専用アプリや会員登録は一切不要です。
3Dモデルは 発行された URL上で動くため、1度 URLを発行してしまえばHPやSNSなどさまざまな媒体でPRに活用できます。
また映像はスマートフォン・PC・タブレット、さらにVRでも閲覧可能です。画質が鮮明で綺麗なため、VRで見た際にもストレスが少なく空間を楽しめます。
Matterportを導入する3つのメリット
Matterportを導入するメリットは次のの3つです。
- コスト削減・業務効率化
- 新技術であるため、他者と差別化した革新的なPRができる
- 顧客満足度・決断スピードの向上につながる
Matterportサービスは、さまざまな業界に導入されており大きなビジネスチャンスを生んでいます。
1つずつ解説していきますので、ぜひ貴社ビジネスでの活用をイメージしながら読み進めてみてください。
1. コスト削減・業務効率化
Matterportの活用で、社内でかかる多くのコストを削減し効率的に業務を遂行できます。
たとえば、オフィス自体や会社が所有している工場や寮をバーチャル化することで、施設をデータとして保管しておくことが可能です。そしてそのデータを部署や社員間で共有しておくと、社内の情報共有ツールとしてスムーズなコミュニケーションが期待できます。
またそのデータをHPに掲載したり、オンラインオフィスツアーで活用すれば、新入社員の採用・教育コストの削減にも繋がります。
2. 新技術であるため他社と差別化したPRができる
Matterportの目新しさで、他社と差別化したPRを可能にします。
Webサイト・ECサイトに空間情報を掲載することは当たり前になってきています。しかし、画像や動画だけでは空間の位置関係・導線や臨場感を表現できていることは珍しいのではないでしょうか。
Matterportは、パット見ただけでも静止画や動画にはない没入感を感じ印象に残りやすいことに加え、実際にデータを使用すればするほど機能性の高さに気づきます。
競合と差別化できるような魅力発信ツールを探している方には、おすすめのツールです。
3. 顧客満足度・決断スピード向上に繋がる
ビジネス情報の中に、写真やツアーが含まれていると商品購入を検討してもらえる確率が29%高くなると言われています。
( 引用:https://www.google.com/intl/ja/streetview/business/ )
また3Dデータを掲載することで、Webサイトの滞在時間も15%増加していることからも、顧客は購入や来店の前にできるだけ多くの情報を知っておきたいという様子が伺えます。
多くの情報が掲載された3Dデータを見て問い合わせをした顧客は、商品・サービスについてある程度は検討済みで購買意欲が高いと考えられます。その結果、非常に成約の可能性が高く、業務の効率化にもつながっているのです。
( 引用:https://go.Matterport.com/Real-Estate-Japan.html )
Matterport(マーターポート)の代表活用シーン 7選
Matterportは、アイデアと技術次第で多様な活用があります。今回は代表的な下記の活用シーンを紹介。
- ホームページへ掲載
- 社内の共有データとして利用
- 備品管理
- 秘蔵映像のアーカイブ保存
- 新人教育や研修ツールに
- オンライン内覧
- バーチャルショップ
上記の活用で、どのようなメリットをもたらすのか解説します。
自社ビジネスにおいて、どのシーンで使えるのかイメージしながら読み進めてみてください。
1. HPへ掲載|時間や場所の制約なくコンテンツの魅力を発信
活用方法でもっとも多いのが、ホームページへの掲載です。
発行されたURLをホームページへ埋め込むだけなので非常に簡単に活用できます。
上記の写真は、国立科学博物館の「かはくVR」の事例です。
コロナ禍で人の移動が制限され、イベントやツアー会場に直接足を運ぶのが難しくなりました。
Matterport映像はURL1つでメディアに空間データを掲載できるため、24時間365日アクセス可能です。パンデミック下でも、お家でゆっくりコンテンツを楽しめる画期的な取り組みではないでしょうか。
2. 社内共有データ|Matterport映像1つで社内情報を管理
Matterport映像は、関係者のみが閲覧できる社内用の共有データとしても活用できます。
下記の写真のように、パスワードを設定し映像の公開範囲を限定できるので、特定の部署やメンバー間のみでの情報共有も可能。
情報を空間に紐付けておけるため、オフィス現地に行かずともスムーズな情報伝達・共有ができるようになります。リモートワークを導入している企業では特に便利なツールになるのではないでしょうか。
3. 備品管理|工場や倉庫で必要情報へ高速アクセス
備品が多い施設では、Matterportの導入が非常に有効です。
備品ごとにタグを付けておくことで、どこに何があるか一目で把握できます。
備品の種類ごとにタグのカラーを変更したり、備品の詳細情報を掲載するなど編集の工夫次第でどこまでも便利なツールになります。
4. アーカイブ保存|重要データを半永久的に記録
美術館・博物館の秘蔵データや期間限定の展示品のバーチャル映像は、アーカイブとして保存しておけます。
施設側も展示事例として記録できるメリットがあり、アーティスト側も自分の作品展示を残せることは嬉しいのではないでしょうか。
首里城が火災で焼失してしまったように、貴重なコンテンツもいつ失われてしまうかわかりません。1度撮影するだけで、半永久的に空間を保存できるとリスク回避でき安心です。
5. 社内研修ツール|新人教育・採用コストを削減
社内研修ツールとしても活用できます。
上記の写真のように、オフィスに関する詳細情報もテキスト・画像・動画で掲載できます。Matterport映像1つでオフィスツアーを完結できるため、ツアーにかかっていた人員確保や案内時間などのコストを大幅に削減できます。
教育施設でも同様に活用することで、オンラインオープンキャンパスの実施を可能にします。
6. オンライン内見|商談のメインツールとして活用
Matterport映像を使用してオンライン内覧を行うことで、写真や動画だけの内覧よりユーザーの満足度は上がることが予想されます。
閲覧できる箇所が事前に決められている画像や動画では、家の細部や導線を把握しにくくストレスを感じたことはないでしょうか。一方Matterportで内覧をおこなうと、見たい場所や見る順番を自由に選べるためリアルと同様の内覧を体験できます。
最近では、オフラインの場を使うことなくオンラインのみで契約まで進めている企業も増えています。
7. バーチャルショップ|低コストで店舗を運営
実店舗をそのままMatterport化したバーチャルショップも、小売りや飲食店で導入が進んでいます。商品を販売するのに、実店舗かECサイトか悩んでいる方も多いですが、バーチャルショップという新たな選択肢が生まれました。
バーチャルショップは、アクセスのしやすさに加えて、店舗の維持費やスタッフの人件費、光熱費などのコストを大幅に削減できるメリットがあります。
すでに実店舗を持っている方だけでなく、持っていない方もオリジナルのバーチャルショップを持つことが可能です。
Matterport導入時の注意点
Matterport導入時の注意点は次の3つです。
- Matterport Pro2カメラは屋外のウォークスルー撮影に対応していない
- 専門性が高いため外部に撮影を委託しなければいけないケースが有る
- 汎用性が高いため活用方法や企画力が必要になる
一つずつ解説します。
Matterport Pro2カメラは屋外のウォークスルー撮影に対応していない
Matterport Pro2は赤外線を利用するため、屋外でのスキャンが苦手です。360°写真(ある1地点)のみの撮影は可能ですが、ウォークスルーの撮影はできません。そのため屋外の撮影をしたい場合は、 BLKという別のマーターポートカメラを使用する必要があります。
下の記事では、カメラ別に機能や活用シーンを比較しています。
専門性が高いため外部に委託しなければいけないケースがある
Matterportは誰でも撮影ができるわけではありません。比較的新しい技術であるため、撮影時に撮影エラーが出てしまったり、特に大規模な施設の撮影には経験値がなければ対応できないことがあります。規模の違いや、撮影エラーに対する対応力を持った会社はまだまだ少ない印象です。
現場で正確に撮影できない可能性がある場合は、撮影会社に依頼するのも良いでしょう。
汎用性が高いため活用方法や企画力が必要になる
Matterportは、住宅、美術館、アパレル、工場など幅広い業界で活躍しています。
そのため、活用方法も多種多様で、いまいちうまく活用できずに終わってしまうことも。
そのため、オリジナルのアイデアがない場合は、活用方法までサポートしてくれる会社に依頼することをおすすめします。
弊社は、業界トップクラスである1,500施設以上のMatterport撮影実績があります。
お客様の状況にあわせて、最適なご提案をさせていただきます。
Matterportの撮影や利活用でお悩みやご相談がある方は、お気軽にご相談ください。
\ Matterport撮影や自社の課題について /
Matterportおすすめ撮影代行会社3選
Matterportのおすすめ制作会社は次の3社です。
- 株式会社Advalay
- VDCカンパニー
- ホームステージング・ジャパン
一社ずつ詳しく特徴を解説していきます。
1. 株式会社Advalay(アドバレイ)
おすすめポイント
- 3年以上Matterportサービスを提供するリーディングカンパニーでありノウハウがある
- 業界トップレベルである1,500施設以上の撮影実績がある
- 大学・工場などの大規模施設の撮影実績が豊富
- Matterport SDK開発ができるため、ご要望に応じたオリジナルコンテンツを制作できる
- 実績豊富なため、データの活用方法まで相談できる
会社概要
Advalay(アドバレイ)はMatterportの企画、撮影、運用・サポートまでを担っている会社です。
国立科学博物館の「かはくVR」やその他美術館などの制作にも携わっており、幅広い業界・規模1500件以上の撮影実績があります。また、Matterportユーザー会設立、Matterportに関する情報発信など、専門性高く事業に取り組んでいます。
自社でもシステム開発をスタートし、事業展開の幅を広げています。
会社名:株式会社Advalay
設立年月日: 2019年2月
本社住所:〒141-0021 東京都品川区上大崎2-13-14
事業内容: Matterport事業/システム開発事業/WEB事業/販促・PR事業
2. 野原グループ株式会社
おすすめポイント
- 一定の撮影基準を設けているため、クオリティの高い映像を担保している
- Matterport社のリセラーのため、Matterportカメラを購入できる
- 撮影だけではなく独自のソフトウェア開発など応用提案ができる
- 建築・不動産業界に精通している
- 企業規模が大きいため、信頼性がある
会社概要
VDCカンパニーは、建設業界でBIMをはじめとするデジタル技術を取り入れたVirtual Design & Constructionを推し進めるために、野原ホールディングス内に2016年に組織化された社内カンパニーです。設計事務所やゼネコンのお客様を対象として、設計、施工、維持管理などに関する情報の一元管理を可能にするBIMを活用したコンサルティング事業を行っています。
2020年8月に実空間や建物全体を丸ごと撮影し、3D(3次元)で記録・保存できる赤外線スキャンカメラ「Matterport Pro2 3Dカメラ」(米国 Matterport社製、以下「Pro2 3Dカメラ」)のリセラー(正規販売代理店)となり、販売を開始しました。
会社名: 野原ホールディングス株式会社
設立年月日: 2017年 1月5日
本社住所: 〒160-0022 東京都新宿区新宿一丁目1番11号
事業内容: グループ事業会社の経営計画・管理/グループ内の新規事業開発
3. ホームステージングジャパン
おすすめポイント
- 不動産関係に特化している
- 本事業であるホームステージングと同時に依頼ができる
- 2年以上の実績がある
会社概要
ホームステージング・ジャパンは、2013年4月に設立。『全ての空間に6秒の感動を』をスローガンに、売却予定の物件にインテリアコーディネートを行い物件の価値を引き出すサービス「ホームステージング」を中核ビジネスとして事業を展開。「Matterportによる360°3D-VR撮影」や「海外家具の輸入販売」などの事業も展開し、創業以来、日本におけるホームステージングのリーディングカンパニーとして成長を続けている。
会社名: 株式会社ホームステージング・ジャパン
設立: 2013年4月30日
本社住所: 〒140-0002 東京都品川区東品川4-13-34 品川シーサイドウェアハウス4F
事業内容: ホームステージング事業 / 物件及び各施設等の撮影、360°3D-VR撮影(Matterport) / 輸入家具販売事業(La Forma)
撮影〜納品の流れ 4ステップ
1. 打ち合わせ(日程調整)
プランナーと、撮影場所の打ち合わせ日程調整を行います。
撮影してはいけない場所や価格などしっかりと打ち合わせをしていきます。
2. 撮影
カメラマンが撮影場所に伺い、撮影を行います。
撮影場所の規模にもよりますが、基本的にカメラマンは2名、撮影期間は1〜2日程度です。
基本的に自動で撮影を行うストリートビューのカメラとは異なり、Matterportは撮影場所やカメラの高さを自由に人力で決められます。
そのため、リアルと同様のウォークスルー体験を実現できます。
3. 編集・カスタマイズ
撮影で完成したデータを編集していきます。
データの使用目的に合わせて、撮影ポイントの選択・タグの設置・ぼかしなどを行います。さらに機能性の高いデータをご希望の方は、カスタマイズでさまざまなオリジナル編集も可能です。
4. 納品
完成したデータは、発行されたURLにて納品いたします。
Matterport(マーターポート)撮影事業に関してよくある質問
Q1.Matterport撮影の価格は?
A.各社ホームページなどを見ていると「〇〇㎡まで撮影料金3.5万円〜」という表記をよく見かけます。
しかし2021年5月現在、Matterportの制作において依頼先によってまだまだ価格に差があります。理由としては、マーターポートは撮影ポイントの数や編集のクオリティーによって費用が変動するサービスだからです。
また費用は撮影料金だけでなく、データの編集費や出張、交通費、などの費用も追加で発生します。
Q2.自社で撮影をすることは可能でしょうか?
A.カメラを自分で購入して撮影を行えば、自社でも行うことができます。しかし、新しい技術であるためなかなか初めての撮影では思うように3Dモデルが完成しないことが多いです。
リアルでクオリティーの高いデータを作成するのであれば、制作会社に依頼するのが確実です。
まとめ:Matterportを使って新時代のビジネスを!
2022年ウィズコロナ時代の新常識としてリアルとオンラインが融合した新たな集客・PR方法がどんどん浸透しており、Matterportも幅広い分野で導入が進んでいます。
弊社では1000件以上の撮影実績をもとに、撮影だけではなく3D モデルを活かしたプロモーション提案が強みです。
Matterportに関することや活用方法などぜひお気軽にお問い合わせください。
\ 1営業日以内にご連絡いたします! /