Matterportの使い方は超簡単!初心者向けに撮影方法や注意点を解説

この記事はこんな方におすすめ
  • Matterportを購入したが、使い方がわからず困っている
  • Matterportの購入を考えているが、使いこなせるか不安
  • 撮影で失敗したくない

こんなお悩みや不安がある方はいませんか。
Matterportの使い方は意外と簡単ですが、撮影時に気をつけるべき注意点も多数あるため注意が必要です。

本記事では、Matterportの使い方や注意点をわかりやすく解説しています。

私たちは、Matterport事業をメイン事業に1500件以上の施設をMatterportで撮影しているため、Matterportの使い方について詳しく解説していきます!ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること
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Matterportの仕組み

Matterportは、3つのカメラと3つの赤外線、合わせて6つのレンズがついています。
レンズは、真正面を向いているもの、上向き、下向きに分かれて設置されており、それぞれ空間の正面、上部、下部を認識します。
この上から下までの映像を、360°撮影する(Matterportでのスキャンはカメラ自体が360°回転します)ことで美しい3Dモデルが完成します。

Matterport撮影に必要なもの

Matterport撮影には最低限次の5つが必要です。

  • Matterport pro2カメラ
  • 三脚・雲台
  • iPadやiPhoneなどのデバイス
  • Matterport captureアプリ
  • Matterport cloud

1つずつ見ていきます。

Matterport pro2カメラ

Matterportの代表的なカメラ「Matterport pro2」。
Matterportが対応しているカメラは、ThetaやLeica BLK 360など複数ありますが、Matterport pro2がもっともスタンダードなカメラです。
充電器や持ち運び用のケースも必需品です。

三脚

Matterportは一眼レフカメラなどとは異なり三脚が必須です。
三脚とMatterportを接続するための雲台も忘れずに準備しておきましょう。

カメラを購入する際には、三脚と雲台、キャリーケースがセットになっているものも多いです。

iPadやiPhoneなどのデバイス

カメラの操作は、Matterportカメラ本体ではなくwifiで接続したデバイスで行います。
iPadやiPhoneなどMatterportアプリをダウンロードできるものであればどのデバイスでも問題ありません。

Matterport captureアプリ

カメラを操作するためのMatterport Caputureのアプリです。
このアプリを準備したデバイスにダウンロードすることで、カメラを操作できるようになります。

Matterport cloud

最後はMatterport cloudです。撮影したデータを保管するためのクラウドで、pro2カメラを使っての撮影では必須の準備物です。

Matterport Pro2の撮影手順

STEP
Matterport pro2カメラと三脚を接続する

まずはカメラと三脚を接続します。

カメラの底にある四角い部分を、三脚の雲台にスライドして取り付けます。
雲台の横にある取っ手を回してカメラを固定します。

カメラの底(雲台接続部分)
雲台
STEP
カメラの電源をONにする
カメラ裏側

カメラ裏側には2つボタンがついています。その上側が電源ボタンになっているため、このボタンを押して電源を入れます。

ちなみに下側のボタンはバッテリーの確認ボタンで、左側の画面にバッテリーの残量が表示されます。上の写真では、1時間21分残りがあるという表示です。

STEP
デバイスでMatterport Captureアプリを起動

カメラの設定が完了したら、続いてはカメラを操作するデバイスを起動します。
デバイス画面右下のプラスボタンを押すと、上の写真のような画面が表示されます。

STEP
WiFi設定からMatterport pro2カメラを選択

アプリを開いただけではカメラと接続されていないため、wifi設定からMatterportカメラを探し接続します。

wifi設定画面

カメラと接続ができていれば、ボタン左側の表示が「Matterport Pro2」に変わります

STEP
撮影モードを選択

最後にスキャンしたいモードを選択します。

3Dモデルを生成するオプションが「3D スキャン」です。基本的にはこちらのモードで撮影を進めます。
ここでスキャンしたポイントは、出来上がった映像でウォークスルーをする際に立ち止まれるポイントになるため、展示物や導線を意識してスキャンポイントを決定します。

「360°キャプチャー」は、3Dモデルの生成とは関係なく360°映像を撮影するモードです。
「3Dスキャン」で生成した3Dモデルに追加で、360度映像を挿入できます。

STEP
白いボタンを押してスキャン開始

ここまで設定が完了したら、画面右側の白いボタンを押してスキャンを開始します。

Leica BLK 360の撮影手順

STEP
カメラとデバイスを接続

BLKもMatterport Pro2と同様に、デバイスと接続します。
電源ボタンを長押しし、カメラの下部が緑に光ったら撮影を進めます。

STEP
撮影

BLKはPro2に比べて撮影時間が長く、1スキャン4〜10分かかります。
スキャン時間は、選択する精度によって異なり「高精度」では1スキャンするのに10分程度必要です。

屋外では、風が強い場合もあるため、カメラが倒れないよう注意しながら撮影を進めましょう。
下の記事では、屋外撮影の注意点をまとめているので、BLKで屋外を撮影する方はぜひ参考にしてみてください。

iPhoneの撮影手順

iPhone撮影では、カメラと接続する必要がないため、ダウンロードしたキャプチャーアプリを開いて撮影を進めます。

iPhoneは手動で撮影を進めますが、なるべく撮影者の手を動かさないよう心がけることでブレの少ない映像が完成します。
iPhone撮影における注意点は多数存在するため、iPhoneの利用を考えている方は下の記事も参考にしてみてください。

Matterport撮影の3つのテクニック

Matterport撮影では次の3つのポイントを意識することでスムーズにスキャンを進められます。

  • 導線を意識する
  • ポイントの位置と量
  • 写り込みに注意する

撮影のコツを事前に押さえておくことで、現場で慌てる必要がなくなります。

導線を意識する

部屋の中で人物が移動すると予想される導線(通路)に沿って撮影を進めます。


上の写真は実際の撮影画像なのですが、撮影ポイント(丸い番号)が綺麗に格子状に並んでいるのがわかります。
撮影ポイントを整えると、見栄えが美しいことに加え、データをウォークスルーする際に心地よくスムーズに移動できるメリットがあります。

撮影ポイントの位置と量

撮影ポイントの位置と量も意識するとよいでしょう。
撮影するべき位置は、導線を意識したポイントに加え、空間内にある「見せたいもの」「写したいもの」の正面ポイントも加えます。展示物の高さが変わる際には、三脚の長さを調節し、レンズと展示物が並行にしましょう。

また撮影ポイントの量が極端に少ないと、認識できる空間情報が少なく正確な3Dモデルが生成されないケースがあります。

写り込みに注意する

撮影者がカメラに写り込まないように、障害物に隠れながら撮影を進めます。Matterportは4Kの高画質を使っているため、少しでも撮影者の姿が見えているとそのままデータに反映されてしまいます。
窓や鏡など自分の姿が反射する可能性があるものは、特に注意して避ける必要があります。

カメラのレンズに自分自身がうつらないエリアを探して隠れる、またはカメラの裏側をついてまわることで写り込みをなくせます。

Matterport撮影後にやるべき3つのこと

Matterportで空間スキャンできたら、次の手順でデータ完成まで進めます。

1 トリミングする
2 データをアップロードする
3 編集する

1.トリミングする

デバイス上に表示されているマップに、次の編集を加えます。

  • 窓がある位置に「窓ライン」を設置
  • 鏡がある位置に「鏡ライン」を設置
  • 外枠にそって不要部分を切り取り

空間内に、窓や鏡があった場合は、現実空間と同じ位置にそれぞれラインを設置します。
また、マップの外枠をきれいな直線にするため、トリミングで不要部分を切り取ります。

2.データをアップロードする

iPadからデータをアップロードする

マップ上の編集が終わったら、データをMatterport専用クラウドにアップロードします。
データの「アップロード」ボタンを押すと、PCで3Dモデルが閲覧できるようになります。

3. 編集する

Matterport Cloud編集画面

データのアップロードが完了したら、スタート画面の設置やタグ・ハイライトを追加します。
データ活用の目的に合わせて、充実したコンテンツに仕上げましょう。
編集が終了したらデータは完成するので、発行されたURLでいつでもどこでもデータを閲覧できるようになります。

Matterport撮影の注意点

Matterport撮影では次の項目に注意しましょう。

  • 撮影前には部屋を片付ける
  • 展示物がぶれていないか確認する

これらを実行していないと、再撮影で多くの人のスケジュールを調整し直す可能性もあります。

撮影前には部屋を片付ける

撮影の可否を確認しながら、空間内を完璧な状態まで片付けておくことが重要です。
特に美術館博物館など、重要な展示品が多い施設では、著作権問題に問われるリスクもあります。

データ編集時に、ぼかし加工を入れることも可能ですが、見栄えは悪くなってしまいます。
カメラマンと施設の担当者で、撮影前には必ず現地確認を行ってから撮影をスタートしましょう。

展示物がぶれていないか確認する

展示物が、ぶれたり途切れたりしていないか確認しながら撮影を進めましょう。
Matterportは特に「直線」に弱く、ショーケースや階段の手すりがきれいに反映されないことがあります。

カメラと展示物の距離感を調整しながら、もっとも見栄えがよいショットを残せるよう心がけましょう。

Matterportの注意点は多数あり、下の記事では必ず知っておきたい注意点をまとめているので撮影前には一度確認しておきましょう。

・関連記事:Matterport注意点

Matterportおすすめの撮影会社4選

Matterportのおすすめ制作会社は次の4社です。

  • 株式会社Advalay
  • VDCカンパニー
  • デジタルスクエア
  • ホームステージング・ジャパン

一社ずつ詳しく特徴を解説していきます。

1.株式会社Advalay(アドバレイ)

おすすめポイント

  • 3年以上Matterportサービスを提供するリーディングカンパニーでありノウハウがある
  • 業界トップレベルである1,500施設以上の撮影実績がある
  • 大学・工場などの大規模施設の撮影実績が豊富
  • Matterport SDK開発ができるため、ご要望に応じたオリジナルコンテンツを制作できる
  • 実績豊富なため、データの活用方法まで相談できる

会社概要

Advalay(アドバレイ)はMatterportの企画、撮影、運用・サポートまでを担っている会社です。
国立科学博物館の「かはくVR」やその他美術館などの制作にも携わっており、幅広い業界・規模1500件以上の撮影実績があります。また、Matterportユーザー会設立、Matterportに関する情報発信など、専門性高く事業に取り組んでいます。
自社でもシステム開発をスタートし、事業展開の幅を広げています。

会社名:株式会社Advalay
設立年月日: 2019年2月
本社住所:〒141-0021 東京都品川区上大崎2-13-14
事業内容: Matterport事業/システム開発事業/WEB事業/販促・PR事業

2.野原ホールディングス株式会社VDCカンパニー

引用:https://nohara-inc.co.jp/business/digitalsolutions/

おすすめポイント

  • 一定の撮影基準を設けているため、クオリティの高い映像を担保している
  • Matterport社のリセラーのため、Matterportカメラを購入できる
  • 撮影だけではなく独自のソフトウェア開発など応用提案ができる
  • 建築・不動産業界に精通している
  • 企業規模が大きいため、信頼性がある

会社概要

VDCカンパニーは、建設業界でBIMをはじめとするデジタル技術を取り入れたVirtual Design & Constructionを推し進めるために、野原ホールディングス内に2016年に組織化された社内カンパニーです。設計事務所やゼネコンのお客様を対象として、設計、施工、維持管理などに関する情報の一元管理を可能にするBIMを活用したコンサルティング事業を行っています。
2020年8月に実空間や建物全体を丸ごと撮影し、3D(3次元)で記録・保存できる赤外線スキャンカメラ「Matterport Pro2 3Dカメラ」(米国 Matterport社製、以下「Pro2 3Dカメラ」)のリセラー(正規販売代理店)となり、販売を開始しました。

会社名: 野原ホールディングス株式会社
設立年月日: 2017年 1月5日
本社住所: 〒160-0022  東京都新宿区新宿一丁目1番11号
事業内容: グループ事業会社の経営計画・管理/グループ内の新規事業開発

3.デジタルスクエア

引用:https://www.digital-square.jp

おすすめポイント

  • 動画コンテンツの制作も同時に行える
  • 撮影ポイントが多いため、移動ポイントの選択肢が多い
  • 編集作業も細やかなため、データのクオリティが高い
  • トラブル対応力

会社概要

デジタルスクウェアは「スクウェアからのものづくり」をテーマに、WEB制作会社として2009年に法人化、素材撮影からWEB制作、運営サポート、アフターフォローまで、一貫したWEBサービスを展開。その後、2017年にVR事業部を設立し一眼レフをはじめ、様々な機材による撮影を実施。

会社名:株式会社 デジタルスクウェア(digital square Inc.)
設立年月日: 2009年7月
本社住所:〒106-0047 東京都港区南麻布2-1-15-302
事業内容: スタジオ事業部/ロケーションコーディネート事業部/システム開発事業部/VR事業部/WEB事業部

4.ホームステージングジャパン

引用元:http://homestaging.co.jp

おすすめポイント

  • 不動産関係に特化している
  • 本事業であるホームステージングと同時に依頼ができる
  • 2年以上の実績がある

会社概要

ホームステージング・ジャパンは、2013年4月に設立。『全ての空間に6秒の感動を』をスローガンに、売却予定の物件にインテリアコーディネートを行い物件の価値を引き出すサービス「ホームステージング」を中核ビジネスとして事業を展開。「Matterportによる360°3D-VR撮影」や「海外家具の輸入販売」などの事業も展開し、創業以来、日本におけるホームステージングのリーディングカンパニーとして成長を続けている。

会社名: 株式会社ホームステージング・ジャパン
設立: 2013年4月30日
本社住所: 〒140-0002 東京都品川区東品川4-13-34 品川シーサイドウェアハウス4F
事業内容: ホームステージング事業 / 物件及び各施設等の撮影、360°3D-VR撮影(Matterport) / 輸入家具販売事業(La Forma)

Matterportの使い方は超簡単!

Matterportの使い方は、他のカメラに比べても非常に簡単といえます。
ただしカメラや撮影施設によって、さまざまな注意点があるため、撮影前には必ず対策を行いましょう。

「Matterportの使い方がわからない」「エラーが出て上手く撮影できない」など、Matterportに関するご相談はぜひお気軽にお問い合わせください。

Advalay
Advalay編集部
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