- 現在のMatterport利用者
- Matterport今後の成長性
- Matterportの将来性について、専門家による見解(インタビュー)
今回の記事では、Matterport市場の成長やこれからの将来性について予想してみたいと思います。
私たちは、Matterportをメイン事業にしているため、Matterportの今後の可能性や課題についての情報をご提供することができます。
Matterport事業で失敗してしまった…ということがないよう、ぜひこの記事を参考にしていただけると幸いです。
- 「Matterportを導入したいが将来性があるのか不安…」
- 「Matterport市場はどれくらい伸びているのだろうか」
- 「今後Matterportサービスがどう変化していくのか知りたい」
現在のmatterportの技術
Matterportのバーチャル空間は累計500万件を突破
2021年5月、Matterport社はMatterportで制作したバーチャル空間が累計500万件に達したと発表しました。
バーチャル空間になったのは、住宅や教育施設、美術館・博物館、飛行機など幅広いジャンルの業界の施設に及ぶと言います。
(参考:https://matterport.com/)
Matterport映像の閲覧数は20億回越え
生成されたバーチャル空間の増加に伴い、Matterport映像の閲覧数は合計20億回越え。またPCだけでなくiPhoneでも映像を閲覧できるようになると、2020年5月以降もMatterportデジタルツインは2倍に増加しています。
利用者数は年々増加
2021年にはAndroidでの閲覧も可能になり、175カ国、数10億人のAndroidユーザーがアクセスできるようになりました。
2022年以降はさらなる利用者数の増加が予想されます。
(参考:https://matterport.com/)
Matterportのこれから
映像の閲覧数、利用者数共に増加しているMatterportですが、今後の市場はどのようになっていくのかその動向について予測していきます。
さまざまな業界の売り上げに貢献
ドイツの不動産業界 GRUNDUM Immobilienでは、バーチャルツアーを導入後購入希望者や賃貸希望者が80%増加したと言います。また物件への直接訪問の機会は全体の60%削減したといい、コスト削減にも貢献していると報告しています。
また、CRB(建築建設のコンサルティング会社)では新型コロナウイルス流行時にMatterportが活躍したと述べています。
ウイルスの蔓延により現地調査が制限され、写真と口頭で状況を報告していましたが限界を感じていたそうです。そこにMatterportを導入したことで、正確さ・使いやすさからイメージが湧きやすく安全かつ予定通りにプロジェクトを遂行できたと言います。
さらにこれまでかかっていた移動コストは3分の1に、プロジェクトの期間は3週間短縮することに成功したと発表しています。
(引用:https://matterport.com/industries/case-studies/crb-uses-matterport-complete-crucial-pharmaceutical-facilities-projects)
このように今後も各業界において、コロナ禍の救済ツールとしてだけでなく、業務効率化や新たな施策を生み出すツールとして導入が浸透していくのではないかと予想されます。
Matterportの専門家はどう予想する?【インタビュー】
Matterportはこれからどうなっていくのか、Matterport事業を3年以上行うSさんにインタビューを行いました。

コロナウイルスの影響を受け、さらにMatterportの導入が浸透してきたように感じますが、Matterportの今後についてどのようにお考えですか?



はい。新型コロナウイルス感染症の影響で、さまざまな業界業種で「当たり前」が問い直されることになりました。
特にデジタル技術を使ったオンライン上のサービスに注目が集まり、Matterportも現在多くの支持を得るサービスとなっています。



ただ、オンラインサービスはコロナ禍でこそ浸透しているかのようにも思えますが、実際はコロナが終焉した後も、重宝されるサービスだと確信しています。



なぜでしょうか。



これまでは、テキストや写真で情報を得る時代でしたが、現在はSNSなどの普及によりオンライン上にコンテンツが溢れています。このような時代に情報を公開していないサービスは、人の目に触れる機会が減り、結果的にそのコンテンツの価値が下がってしまう可能性があります。



確かにインターネット上に情報が公開されていないと、サービスに対して少し不安を感じてしまうこともあります…。



このような時代に生き残るためには、オンライン上のコンテンツの質の「高さ」「深さ」にこだわる必要があり、解像度が高く、疑似体験を提供するMatterportというサービスはキラーアイテムとして活躍するのではないでしょうか。
オンラインコンテンツは、リアルの空間に取って代わるものではなく、リアルの場の価値をさらに高めるためのツールであると考えています。



なるほど…!
オンラインのコンテンツを充実させると、リアルの場に足を運ぶ人が減るのではないかと考えてしまいがちですが、そうではなくむしろリアルの場の価値を上げるためのものなのですね。



今後は、何か新しいサービスやシステムが出てきたりするのでしょうか?



2021年6月には、Facebookと共同で学術研究用のデータセットをリリースしています。Facebookはメタバースの構築に注力しているため、メタバースとMatterportの融合したサービスなども夢ではないのではないでしょうか。



メタバースとは、オンライン上に構築される仮想空間…
Matterportと合わさるとどのようなサービスになるのでしょうか?



例えば、Matterportで撮影した映像をメタバースの仮想空間内で販売することができれば、有名施設を自分の所有物として入場料などでマネタイズ…など新しいビジネスモデルを実現できる可能性もあります。



夢がありますね!ワクワクします。



そうですね。デジタル技術の進化は止むことなく、今後さらに革新的なサービスやコンテンツが生まれていくのではないかと期待しています。
Matterportを今後やりたいと考えている方へ
Matterport事業は、まだまだ発展途上のサービスですが、ここ数年で徐々に浸透してきました。
そのため、幅広い業界での活用事例や導入効果も出てきています。
Matterportは、アイデアと技術次第で無限の可能性を秘めているサービスです。
Matterport映像で、商品サービスに込められた「想い」や「魅力」を世界に発信していきませんか?
わたしたちと一緒に「世界をおもしろくしたい!」という同志はぜひご連絡ください。


まとめ
いかがでしたでしょうか。
Matterportのこれからについてまとめます。
- 現在のMatterportは、利用者や映像の閲覧数共に成長中
- 今後もMatterport市場は成長していくと予想
- 理由1:費用対効果が良く幅広い業界で導入が進んでいるため
- 理由2:コロナ終焉後も、オンラインコンテンツの質が求められるため
- MatterportとFacebookの連携によりメタバースとMatterportの融合も期待できる
ウィズコロナ時代の新常識としてリアルとオンラインが融合した新たな集客・PR方法がどんどん浸透しており、Matterportも幅広い分野で導入が進んでいます。
弊社では1000件以上の撮影実績をもとに、撮影だけではなく3D モデルを活かしたプロモーション提案が強みです。
Matterportに関することや活用方法などぜひお気軽にお問い合わせください。