不動産の物件撮影のコツとおすすめ撮影代行会社を紹介
「物件撮影の方法を知りたい」
「外注か自社で内製するか迷っている」
「コストも抑えて成約につながる写真を撮影できないか」
上記のお悩みはありませんか?
最近は物件を掲載するのに、360度映像を使う方法も浸透してきました。
ここからは、不動産物件を撮影する方法や外注する際のおすすめの代行会社、他にも撮影する際のコツについてご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
不動産の物件を撮影する方法
不動産の物件を撮影する方法は3つあります。
- 自社でカメラを購入する
- 撮影代行会社のプロに依頼する
- アルバイトや業務委託を雇う
掲載されている物件の写真や映像がその物件の成約に関わってきますので、予算に応じて適した撮影方法を選択しましょう。
それぞれ詳しく解説していきます。
自社でカメラを購入する
最もコストを抑えられる方法が自社でカメラを購入することです。
編集ソフトやアプリなどを使って修正が可能なので、撮影する機材はデジタルカメラやスマートフォンなどそれぞれ求めている映像が撮影できればどんなものでも構いません。
外注すると外注先とコンセプトのずれが生じたり、修正が必要になった場合の対応に時間がかかってしまいます。
自社でカメラを購入すると、自社を理解した社員が撮影するのでコンセプトもずれず、修正作業などもすぐに対応ができます。
他にも、色々なパターンで撮影もできるため予算に合わせた写真を量産できます。
撮影代行会社のプロに依頼する
他の方法と比べ撮影代行会社のプロに依頼する方法は納期と金額で劣りますがデータの質は保証できます。
撮影や編集の機材が一通り揃っていることと、さまざまなタイプの写真、映像を撮影しているので実績もあるからです。
たとえば、社内の稼働的に内製化が難しく、ノウハウがない場合、プロに任せることをおすすめします。
コストはかかっても自分たちが求めるイメージとプロのノウハウとかけ合わせればクオリティの高いものが完成できます。
アルバイトや業務委託を雇う
プロへの依頼よりもコストを抑えたいという場合はアルバイトや業務委託を雇う方法もあります。
業務委託で制作依頼する場合は、クラウドソーシングを用いて依頼することがほとんどです。
しかし、コストは抑えられてもクオリティにばらつきがあったり、突然連絡が途切れたりと納期に関わるトラブルも起こる可能性はあります。
アルバイトや業務委託にお願いする場合は、明確な選択基準を持って依頼を判断するようにしましょう。
不動産の撮影代行おすすめ5社
不動産の撮影ができる会社はどのようなところでしょうか。
ここから、おすすめの5社を紹介していきます。
- Advalay|画像のクオリティー重視ならここ!
- ご近所ワーク|1回500円から依頼可能
- メイクホーム|Webサイトの登録まで依頼可能
- FASTHOME|最短翌日に写真提供
- ワイズファクトリー|新宿区・渋谷区なら交通費0円
ぜひ、依頼の検討先として参考にしてください。
1. Advalay|画像のクオリティー重視ならここ!
画像のクオリティーを重視するならAdvalayがおすすめです。
なぜなら、Advalayが使用しているカメラは4K画質で撮影できるMatterportで、業界内でのトップレベルの撮影実績とノウハウがあるからです。
また、360度で撮影ができ、画質のよい映像はウォークスルー映像もストレスなく移動できます。
1棟あたりの撮影費用は比較的高額ですが、高画質の映像で詳細の情報までを提供してくれるためモデルハウスや高級賃貸の撮影には適していると言えます。
不動産業界におけるMatterport活用は、下記記事で詳しく解説しているので是非参考にしてみてください。
2.ご近所ワーク|1回500円から依頼可能
ご近所ワークは、株式会社ビースタイルギグワークスが提供しています。
具体的なサービスとしては、近所の主婦に物件写真の撮影代行を依頼するものです。
業務委託やアルバイトで心配されるクオリティ面については、マニュアル化されているため心配ありません。
自社の営業が撮影する写真と遜色ない物件写真が、1回500円からと低コストで依頼できます。
また、撮影に加えて巡回点検などの管理業務も合わせて依頼できるので、管理コストに課題を感じている方もご検討いただけます。
3.メイクホーム|Webサイトの登録まで依頼可能
メイクホーム株式会社は事業の一つに、写真撮影から編集、その後のHP登録まで一連の業務代行業があります。
価格は基本料金と交通費がかかってきます。基本料金は物件の広さによって、交通費は会社から撮影場所までの距離で価格の変動があります。
人手が足りずに困っている場合は一連の業務を代行してくれるメイクホームがおすすめです。
4.FASTHOME|最短翌日に写真提供
FASTHOMEは不動産管理システムで、物件の写真提供を株式会社FASTHOMEが運営しています。
具体的には、不動産物件の部屋、外観、周辺施設を撮影したデータを最短翌日に納品が可能となっています。
室内の状況を配慮しながらの撮影、選定やレタッチも担ってくれるので高品質の写真が提供されます。
また360度カメラを用いた撮影にも対応しているので、コストを抑えつつ高品質な写真を求めている方やリードタイムが早いため急遽写真が必要なときなどにおすすめです。
5.ワイズファクトリー|新宿区・渋谷区なら交通費0円
株式会社ワイズファクトリーは物件をおしゃれに見せたい場合におすすめの会社です。
サービス内容としては写真撮影だけでなく、住まい探しから、内装のデザイン、HP制作などをトータルで行っています。
もともとインテリア業務を主とした会社だったため、インテリアコーディネートの相談も可能です。
物件の写真をおしゃれに見せるだけでなく、具体的に生活するイメージをもってもらう点に課題を持っている方は是非検討してみてください。
物件撮影のコツ
ここまでは外注する場合のおすすめの撮影代行会社について紹介してきました。
ただ、やはり内製化して自社で撮影したいという方もいらっしゃることでしょう。
物件はやみくもに撮影すれば良い、というものではありません。
高品質なデータに近づくためにも、ここから物件を撮影するときのコツを紹介します。
撮影前には部屋を完全な状態に整えておく
撮影したい空間を完全な状態まで片付けておくことが重要です。
例えば、360度撮影の場合だと、不要な備品が一つあるだけで、複数のエリアやポイントを再度撮影する必要があります。
後に編集することは可能ですが見栄えが悪くなりますし、その分の手間とコスト、納期が遅れてしまいます。
見栄えだけでなく、効率の良い撮影につなげるためには事前に片付けておくことが大変重要です。
水平・垂直を整え空間が歪まないようにする
物件の印象は写真によって左右されるものですが、その写真が歪んでいると不自然で、具体的な物件のイメージが湧きません。
一眼レフなど手持ちのカメラを使用する場合は、グリッドを表示させて、水平・垂直を整えましょう。
また360度カメラなど、三脚を使用して撮影する場合は、三脚がまっすぐになっているか確認するようにしましょう。
撮影後の編集も丁寧におこなう
撮影した後の編集も物件のイメージが湧くよう丁寧に行いましょう。映像が暗かったり、色味が分かりづらいと室内環境の雰囲気がわかりません。
例えば、窓がある部屋だと窓からの光に露出が合い画像が暗くなります。他にも、キッチンのパネルやドアの色など、撮影する電球や天候によって色味が変わることがあります。
また、360度撮影では、画像・動画・PDFなどさまざまな情報を追加できるので、物件に関する資料をあわせて掲載しておきましょう。
顧客自身が生活するイメージを持ってもらいやすくなるほど、問い合わせ数も増加するでしょう。
撮影を外注するか迷っている方へ
物件の撮影を外注するか内製化するか迷われている方も多くいらっしゃることでしょう。
ここでは、それぞれのメリットとデメリットをまとめましたので検討の参考にしてください。
内製化 | 外注 | |
---|---|---|
メリット | ・社内にノウハウが蓄積される ・量産しやすいので低コストで複数のコンテンツが作成できる ・企画のイメージが合致しやすい | ・制作工程を全て手放しで依頼できる ・クオリティが担保される ・ノウハウが豊富 ・必要なときに必要な分だけ依頼できる |
デメリット | ・人手が必要 ・スキル習得に時間がかかる ・機材購入の費用がかかる | ・制作費が高額 ・予定調整が難しい ・企画のすり合わせがうまくいかないとイメージのずれが生じる ・量産しにくい |
動画制作を内製化する場合、ノウハウを習得するための時間や人手が必要になります。
他にも、カメラ機材の購入や追加で買い足す必要が出てきた場合にお金もかかります。
長期的な視点で考えると必要なときに、必要な部分だけ任せられるプロへ外注するのがおすすめです。
不動産撮影はプロに依頼しよう!
今回は不動産物件を撮影する方法や外注する際のおすすめの代行会社、撮影する際のコツについてご紹介しました。
自社で手が回らず困っている時や、プロ並のクオリティを求めている場合は外注するのがよいでしょう。
弊社は国内外の不動産企業で多數導入されているMatterportを活用した不動産物件の撮影サービスを提供しております。
1,500施設以上の撮影実績があり、必ずプロが撮影するため、高品質で成約につながりやすいコンテンツを納品いたします。またMatterportカメラは自社で購入いただき、内製化することも可能です。
「写真・動画・360度カメラどれを使えばいいかわからない」「外注するとどれくらいの費用になるのか知りたい」などご不明点やお悩みがあればぜひお気軽にご相談ください。