ホロコースト展のバーチャルツアーを徹底解説。Matterport撮影事例

ホロコースト展のバーチャルツアーを徹底解説。Matterport撮影事例

創価大学のホロコースト展「勇気の証言」のバーチャルツアーが公開されました。
今回はそのバーチャルツアーに潜入し、その魅力について徹底解説していきます。
また、バーチャルツアーを導入するに至った背景や実際に導入してみた感想を制作会社様に本音でお答えいただきました。

この記事はこんな方にオススメ
・ホロコースト展のバーチャルツアーの映像について詳しく見たい
・バーチャルツアーの導入を考えているが、効果や活用方法がわからず悩んでいる
・コロナ禍で、展覧会がどんな新しい取り組みをしているのか知りたい

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目次

ホロコースト展のバーチャルツアーとは?

(引用:https://www.soka.ac.jp/assets/static/special/holocaust/

第二次世界大戦の終結から70年にあたる2015年、東京・池袋展からスタートし2019年までに全国21会場で開催された「勇気の証言ーホロコースト展 アンネ・フランクと杉原千畝の選択」。
この展示会を、そのままバーチャル空間で表現したものがバーチャルツアー。実際に、展示会に行ったような没入感で空間内を自由自在に移動することができ、展示会の新世代の楽しみ方として注目を集めています。

バーチャルツアーのここがすごい!7つの見どころ

実際にバーチャルツアーはどのようになっているのか、その魅力について7つご紹介していきます。

①4Kの高画質映像で文字まで鮮明に表現

まずは、画質のクオリティーの高さに注目。4Kを使用しているため、展示のテキストや、作品の繊細な部分まで鮮明に映し出されています。
映像はズームすることもできるため、実際の展示会よりも作品を近くで楽しむことができます。

文字まではっきり映し出されている
(引用:https://www.soka.ac.jp/assets/static/special/holocaust/

②音声ガイドでも楽しむことができる

空間内には、マイクのマークが表示されています。このマイクボタンをクリックすると、音声ガイドが流れます。
実際の展示会で音声ガイドを聞くためには、イヤホンなどのデバイスが必要ですが、オンラインであれば簡単に音声を再生することができるためストレスなく、作品の解説を聴くことができます。

音声ガイド
(引用:https://www.soka.ac.jp/assets/static/special/holocaust/

③気になる作品は連携されているサイトで「もっと詳しく!」

さらにオンラインならではのコンテンツが、下の写真のようにポップアップで追加情報が表示される「タグ」と呼ばれている機能。
展示を鑑賞しながら、もっと詳しく知りたいと思った作品や情報について連携されているWEBサイトに移動してより詳しい解説を見ることができます。

タグ
(引用:https://www.soka.ac.jp/assets/static/special/holocaust/

ポップアップに表示されている「詳細はこちら」をクリックすると下のサイトに移動。
アンネ・フランクが記した日記についてさらに深く読み込むことができます。

(引用:https://www.soka.ac.jp/assets/static/special/holocaust/

④自分だけの空間で自由に移動ができる

そして当たり前といえば当たり前なのですが、オンライン上で見るバーチャル空間は誰もいない無人の空間です。

リアルの展示会では、人が多くてなかなか見たい展示を見ることができなかったり、逆に後ろに人が詰まっていると思うと作品に集中することができなかったりと、周囲へ意識がそれてしまうことがあります。
バーチャルツアーでは、展示を完全に「独り占め」することができてしまうのも大きな魅力の1つです。

(引用:https://www.soka.ac.jp/assets/static/special/holocaust/

⑤動画コンテンツも集中して見れる

また展示物は、パネルや静物だけでなく、動画も設置されています。
この動画は実際の会場には存在していないもので、CGを使って設置したものです。Youtubeなどの動画ではスタートボタンを押してからの再生ですが、今回設置しているパネルはバーチャルツアーに入場した瞬間から映像がスタートできる仕様にレベルアップしています。

(引用:https://www.soka.ac.jp/assets/static/special/holocaust/

⑥デジタルツールが苦手な人でも大丈夫!ダイジェスト映像あり

魅力的なコンテンツが多いバーチャルツアーですが、初めてツアーに参加する方や普段デジタルツールを扱わないという方にとっては操作が難しく感じてしまう場合もあるのではないかと思います。
そんな方でもツアーを楽しんでいただけるよう、展示会の見どころがダイジェストで再生される機能もついているため安心してツアーに参加することができます。

(引用:https://www.soka.ac.jp/assets/static/special/holocaust/

⑦いつでも「もう1度見たい!」が叶う。

バーチャルツアーの魅力、最後の7つ目は、いつでも何度でもツアーを見に来ることができるということです。
ホロコースト展は無料で公開されているため、「もう一度見たい!」と思えばいつでも見に来ることができます。

また鑑賞中についても、実際の展示会では一方通行であったり、会場が広く移動が大変などの理由で「もう一度あの展示が見たい!」と思ってもなかなか思うように移動ができないこともあるのではないでしょうか。

そのようなストレスも解消してくれるのがバーチャルツアー。
会場全体を俯瞰して見ることができる映像(ドールハウス)やMenuなどの機能があるため、見たいと思った場所に何度でも瞬間的に移動することができます。

ドールハウス
(引用:https://www.soka.ac.jp/assets/static/special/holocaust/
Menu欄
(引用:https://www.soka.ac.jp/assets/static/special/holocaust/

【インタビュー】 バーチャルツアーを導入してみた感想

まずは、今回Matterport導入した背景(導入前の課題)について教えてください。

「勇気の証言―ホロコースト展」実行委員会様及び創価大学様からご相談を受けたことがきっかけです。
全国各地で「勇気の証言―ホロコースト展」を開催してきていましたが、コロナ禍によりそれが困難となりました。どの会場でも好評だった事と共に、貴重な資料としての側面もあるため、web上で展示会を再現したいとのご相談でした。


これまでの展示で使用したパネルを実際に講堂に設置し、360度カメラでの撮影によるバーチャルツアーを、通常のweb展示と同時に作成するご提案を行いました。

さまざまなバーチャルツアーの制作ツールがありますが、Matterportを採用した理由はありますか?

他のシステムもいくつか検討しましたが、画質の良さ、オプション設定などシステムの柔軟性などからMatterportを採用しました。
また博物館や展示会などの撮影実績があることも決め手となりました。

Matterport映像の活用方法についてはどのようにお考えですか?

資料の文章をじっくり読みたい場合は通常のweb展示、雰囲気も含めての展示会の再現はバーチャルツアーと役割を分け、
双方をリンクでつなぎクリックで行き来できる様にしました。

実際にバーチャルツアーを導入してみていかがだったでしょうか?

思っていたより綺麗で、拡大しての表示にも耐えられる画質でした。
実際に展示会場へ行った雰囲気か感じられると思います。
操作に若干の慣れが必要ですが、しばらく操作していれば問題ないレベルだと思います。


また対応しているバーチャルゴーグル(Meta Quest 2)を使用して見たところ、驚くほどの臨場感がありました。

Matterportの導入を検討している美術館や、今後の美術館の在り方についてメッセージをお願いいたします。

コロナ禍で混雑を避ける為、実際に出かけていくことが困難なケースが発生しています。
また通常時でも遠方まで出かけるのが困難な場合や、web上で見てから実際に足を運ぶなど、コロナ禍の状況下に限らず、web上でのバーチャルツアーは新しい可能性があると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

まとめ
  • (導入背景)で、ホロコースト展にバーチャルツアーを導入
  • 4Kの高画質映像
  • バーチャル空間ならではの楽しみ方も
    • CG
    • 誰もいない無人の空間
    • WEBサイトと連携で深い情報を知ることができる

ウィズコロナ時代の新常識としてリアルとオンラインが融合した新たな集客・PR方法がどんどん浸透しており、Matterportも幅広い分野で導入が進んでいます。

弊社では1000件以上の撮影実績をもとに、撮影だけではなく3D モデルを活かしたプロモーション提案が強みです。
Matterportに関することや活用方法などぜひお気軽にお問い合わせください。

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Advalay編集部
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