デジタルツインの新技術『4DKanKan Pro』で撮影させてもらいました!
最近、「デジタルツイン」という言葉が注目されています。現実世界をデジタルで再現し、業務効率を劇的に向上させるこの技術、気にはなっているけれど、導入するかどうか迷っている方も多いのでは?
そこで、ぜひ知ってほしいのが4DKanKan Proです。この機材を使えば、デジタルツインの導入が驚くほど簡単に、しかも精度高く実現できます。
従来の方法では、複数の写真や測量機器を使用し、数時間から数日かかっていた作業が、4DKanKan Proでどれほど効率化されるのか。また、得られるデータの質や活用方法はどのようなものなのか。
これらの疑問を解消すべく、今回は株式会社TJMデザイン様に機材をお借りし、4DKanKan Proの性能を試してきました。この体験を通じて、4DKanKan Proが建設業界やこれからのデジタルツイン市場にもたらす革新性を、読者の皆様にも実感していただけることでしょう。
※本記事の無断複製・転載・データの抽出を禁止しております。
デジタルツイン×AIの新技術 4DKanKan Proってどんな機材なの?
4DKanKan Proは、高画質ウォークスルー画像を自分で撮影や編集ができるAI搭載型の360°カメラです。4DKanKan Proの特徴は、現実世界を高精度に3Dで再現できることです。
また、従来のカメラでは屋外の撮影ができなかったものが、4DKanKan Proでは可能です。
また、4DKanKan Proは空間全体を瞬時に捉え、時間経過による変化も記録することができます。建築現場の進捗管理や、製造ラインの動きの分析、さらには文化財のデジタルアーカイブ化など、幅広い用途に活用可能です。
さらに、AIによる自動処理機能も搭載されており、撮影したデータの解析や編集も効率的にできます。
実際に4DKanKan Proを使って撮影をさせてもらいました!
4DKanKan Proの性能を実際に体験するため、今回は株式会社TJMデザイン様にお伺いし、撮影をさせていただきました。
ぜひ参考にしてください。
撮影に使用した4DKanKan Proはこちら
今回の撮影で使用させていただいた機材は、軽量で持ち運びがしやすい最新モデルの「4DKanKan Pro」です。
このモデルは、前世代と比較して撮影速度が向上し、データ精度も大幅に改善されています。本体は軽量でコンパクトな設計になっており、三脚に取り付けて使用します。
高解像度カメラを複数搭載し、360度全方向のデータを一度に取得できるのが特徴です。また、撮影者が写り込まないよう180度ずつ撮影することもできます。
撮影可能時間は約3.5時間で、大規模な現場でも十分に撮影可能(最大500ポイント)です。
撮影ポイントのデータはタブレットで直ぐに確認することもできます。
STEP1:まずは撮影場所の現地の調査とカメラの設置
4DKanKan Proでの撮影を開始する前に、まず現場の下見と機材の設置を行いました。今回の撮影場所は、株式会社TJMデザイン様の社内(フリースペース・廊下・テラス)です。
現場到着後、まず全体の見取り図を確認し、最適な撮影ポイントを決定しました。
機材の調整や電源確認を丁寧に行い、撮影の準備完了。この準備作業には約5分程度かかりました。他のサービス同様にスムーズに準備ができました。
なお、事前に使用する端末に無料アプリのダウンロードと有料のクラウド契約が必要です。
STEP2:4DKanKan Proでの撮影スタート!
準備が整ったところで、いよいよ4DKanKan Proでの撮影を開始。操作は非常にシンプルで、アプリをダウンロードしたタブレット端末やスマートフォンから撮影指示を出すだけです。
まず1箇所目の撮影ポイントで、360度の撮影を開始。撮影にかかった時間は1ポイントの撮影で25秒ほどです。
4DKanKan Proは、瞬時に空間全体のデータを取得していきます。
2箇所目以降も同様に撮影を行いましたが、各ポイントも同様に25秒かからずに撮影が完了しました。
また、一般的に屋外での撮影は屋内に比べて環境が複雑で、データ取得や処理が難しいため、3Dウォークスルーの作成が難しいといわれています。しかし、4DKanKan Proは屋外の撮影でも力を発揮。
実際に撮影したデータは、屋内同様にタブレットに反映されました。
STEP3:撮影はたった15分程度で終了!
4DKanKan Proを使用した撮影は、予想を遥かに上回るスピードで進行。事前に決めた撮影ポイントでの撮影と、追加の部分撮影を含めても、全体の撮影時間はわずか15分程度でした。
ちなみに、今回撮影したポイントは18ポイントです。
移動をして撮影ポイントを確かめながら行いました。
撮影中にリアルタイムでデータのプレビューが可能なため、その場で撮影漏れや不足を確認し、即座に追加撮影することもできました。この効率性と即時性は、建設現場や不動産業界など、時間が重要な要素となる分野で特に価値を発揮するでしょう。
STEP4:撮影したデータをクラウドにアップ、データができるまでたったの4時間
4DKanKan Proの驚異的な能力は、撮影だけでなくデータの編集でも発揮。撮影完了後、インターネット環境下で4DKanKan Pro専用のアプリでクラウドにアップするだけでデータを転送することができます。
なお、専用クラウドの料金表は以下のとおりです。
お支払い方法 | 4DKanKan Pro / Minion |
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月額契約 | 10,890円(税込) |
年間契約(9,680円お得) | 121,000円(税込) |
転送したデータがクラウド上で処理されて出来上がるまでかかった時間は4時間程度でした。人間が手作業で行うと数時間かかるこれらの作業が短時間で完成するのは驚きです。
最後に、生成されたデータの確認と微調整を行い、合計でも5時間以内に高品質な3Dウォークスルーが完成。
クラウドでデータを処理している時間は他の作業ができるため、感覚的にはもっと短く感じられます。
今回撮影したデータはこちら
こちらが今回撮影できたデータです。
※本記事の無断複製・転載・データの抽出を禁止しております。
4DKanKan Proで撮影したデータでは自由に視点を変更でき、360度どの角度からも周囲も見渡すことができます。また、完成した3DウォークスルーはURLでの共有が可能で、関係者全員が最新の状況を確認できる点も大きなメリットです。
さらに、同じ場所を時間を変えて複数回撮影することで、経過の確認をすることもできるでしょう。
4DKanKan Proはこんな業種・業界におすすめ
4DKanKan Proは、高い精度から様々な業種や業界で活用が期待されています。
まず、建設業界では、工事の進捗管理や完了検査、さらには改修計画立案にも活用できます。不動産業界では、実際に現地にいるような感覚で、遠隔地からの内覧が可能です。
製造業では、工場のレイアウト最適化や生産ラインの動線分析に利用でき、効率化に貢献します。文化財の分野では、歴史的建造物や美術品のデジタルアーカイブ化が可能です。
また、イベント業界では、会場設計やバーチャルイベントの企画に活用できるでしょう。教育分野でも、建築や工学の教材として利用価値が高いと言えます。
さらに、災害の分野では、建物の耐震診断や災害時での応用が期待されています。
4DKanKan Proを導入するならTJMデザインへお問い合わせください
4DKanKan Proの導入をご検討中の方は、「TAJIMA」ブランドで有名な株式会社TJMデザインがおすすめです。TJMデザインは、その高い信頼性と豊富な実績で知られる建築用総合ツールメーカーであり、4DKanKan Proの正規販売代理店として、多くの企業様に導入支援を行ってきました。
TJMデザインのような業界大手が取り扱う4DKanKan Proは、品質と信頼性において安心できると言っていいでしょう。大企業から中小企業まで、幅広い規模の会社で導入され、高い評価を得ている事実が、製品の信頼性を物語っています。
TJMデザインが自信を持ってお勧めする4DKanKan Pro。その信頼性と安心感は、皆様のビジネスに新たな可能性をもたらすことでしょう。4DKanKan Proの導入をお考えの方は、ぜひTJMデザインにお問い合わせください。
株式会社TJMデザインはどんな会社?
項目 | 詳細 |
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会社名 | 株式会社TJMデザイン |
住所 | 東京都板橋区小豆沢3-4-3 |
公式サイト | https://jpn.tajimatool.co.jp/ |
株式会社TJMデザインは、TAJIMAブランドで知られる建築用ツールの総合メーカーです。1909年の設立以来、常に技術革新の最前線に立ち、多くの企業をサポートしてきました。
現在は、日本最高級のカスタムキッチンブランド「kitchenhouse」も事業展開しています。
特にデジタルツイン領域にも力を入れ、4DKanKanシリーズの販売やメンテナンス協力も行っています。国内外の大手企業との取引実績も多数あり、業界内での信頼も厚い会社です。
まとめ
今回は、デジタルツインの新技術4DKanKan Proについて解説しました。
昨今、デジタルツイン技術の急速な発展に伴い、関連するカメラ市場も著しい成長を遂げています。従来のカメラから高機能な3D・4Dカメラまで、多様なものが登場し、ユーザーの選択肢が大幅に拡大しています。
この活気ある市場において、4DKanKan Proは高精度な能力を持つ製品として注目を集めています。
様々な産業でデジタルツイン向けカメラの活用が広がっており、4DKanKan Proを含む革新的な製品の登場により、市場のさらなる成長と革新が期待されています。