THETA SC2とは?5つの特徴と使い方・価格を徹底解説|初心者向けガイド

「THETA SC2の特徴や価格を知りたい」
「ほかのTHETAシリーズやMatterport対応カメラとの違いがわからない」
「自社のニーズに合う360度カメラを選定したい」
上記のようなお悩みはありませんか?
THETA SC2(シータ エスシーツー)とは、RICOH(リコー)が販売する360度撮影対応カメラで、シリーズの中でも3万円台から購入できる人気の入門機です。
不動産業界のVR内見をはじめ、多くの業界で使われています。手軽さゆえに「本格的なバーチャルツアーに使えるのか」「Matterportと何が違うのか」という疑問を持つ方も少なくありません。
本記事では、THETA SC2の5つの特徴と使い方・価格に加え、他のTHETAシリーズやMatterport対応カメラとの比較、失敗しない選び方まで解説します。制作実績3,000件以上の弊社Advalayの現場知見も交えてお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の結論(30秒で読める)
- THETA SC2とは: RICOH製の360度カメラ。約104gと軽量で、4K動画にも対応した入門機
- 価格相場: 3万円〜4万円台。ビジネス向けの「for business」は室内撮影に特化
- 失敗しないコツ: 静止画のVR内見なら十分。高精度な3D計測が必要ならMatterport対応カメラを選ぶ
360度カメラ選びで迷ったら、Matterport対応カメラの比較記事もあわせてご覧ください。用途別の使い分けを詳しく解説しています。
THETA SC2はもっとも手軽に購入できるTHETAカメラ

THETA SC2の価格は3万円〜4万円台で、THETAシリーズの中でもっとも手軽に購入できるモデルです。4K動画撮影と14GB以上の内蔵メモリを備えながら初心者が挑戦しやすい価格帯に収まっており、360度カメラの入門機として高い人気を誇ります。
「低価格だと品質が低いのでは」と気になる方もいるでしょう。しかし機能面が劣っているわけではありません。
4Kの動画撮影に対応し、内蔵メモリも14GB以上と大容量です。価格的にも初心者が挑戦しやすい機種となっています。

THETA SC2の基本情報

THETA SC2はワンショットで約1400万画素に相当する360度の全天球静止画を撮影でき、4K動画にも対応しています(最大連続撮影時間は3分)。
機能としては、人の顔を認識し美肌に見せる「顔モード」や、夜間でも低ノイズで撮影可能な「夜景モード」を搭載しています。有機ELディスプレイも備えています。
THETAシリーズの中でも比較的安価で、シンプルな操作と多彩な機能を備え、気軽に使える機種となっています。
| 項目 | THETA SC2の仕様 |
|---|---|
| 静止画 | 約1400万画素相当(360度全天球) |
| 動画 | 4K対応(最大連続3分) |
| 重量 | 約104g |
| 内蔵メモリ | 約14GB |
| ISO上限 | 3200 |
| 撮影モード | 顔・夜景・車窓 |
| 価格帯 | 3万円〜4万円台 |
THETA SCとの違い
THETA SCとSC2の最大の違いは、SC2の方が静止画のクオリティが高く、4K動画にも対応している点です。ISO上限がSCの1600からSC2では3200へ向上し、暗所撮影にも強くなっています。
他にも、SC2はSCにはない4K動画撮影が可能になっています。
価格面ではSC2が1万円以上高いものの、シャッタースピードや画質を重視するならSC2のほうがコストパフォーマンス的におすすめといえるでしょう。
THETA SC2 for businessとの違い

THETA SC2 for businessは、SC2のビジネス向けモデルです。基本スペックは変わりませんが、プリセットが室内撮影に最適化された「Roomモード」のみとなっており、VR内見や物件撮影に特化しています。
SC2のプリセットは「顔」「夜景」「車窓」などさまざまな機能が搭載されているため、シーンに適したモードを選択できます。
一方「Roomモード」は室内や社内などの屋内撮影に適した設定なので、物件紹介用の室内写真を撮影する際には向いています。
タイマー機能もついているため、狭い空間で撮影者の映り込みをなくせます。VR内見用に検討している方にはおすすめできる機種です。
弊社Advalayでも、簡易的なVR内見の撮影ではTHETAシリーズを、高精度な3D空間データが必要な案件ではMatterport対応カメラを使い分けています。用途に応じた最適な機材選定についてはバーチャルツアー用カメラの選び方で詳しく解説しています。
\ 専門スタッフが丁寧にご案内します /
空間DXについて相談する
THETA SC2の5つの特徴


THETA SC2の特徴は、①軽量ボディ ②4K撮影 ③3つの撮影モード ④アプリ連携 ⑤バーチャルツアー制作ツール連携の5点です。THETAには多くのシリーズがありますが、SC2を選ぶ判断材料として順に紹介します。

1.全4色展開で軽量なボディ
THETA SC2は手のひらに収まるサイズで、重さも約104gとかなりの軽量です。ズボンやシャツのポケットに入れて歩けるほど携帯性に優れているのが強みです。
また、カラーバリエーションは全4色と豊富で、「ネイル」をモチーフにデザインされています。
「ピンク」「ブルー」「ベージュ」「ホワイト」から選択でき、従来モデルTHETA SCよりもはっきりとしたコントラストが特徴的といえます。
2.4Kの高画質画像・動画を撮影できる
従来モデルのTHETA SCでは実現できなかった4K画質での動画撮影に対応し、映像のファイルサイズも増加しました。
それに伴い、内蔵メモリーも従来の8GBから14GBへと増量されています。
4K動画の撮影可能時間は3分という制限はあるものの、気軽に4K画質の動画を撮れるのは魅力的です。
3.撮影モードは「顔・夜景・車窓」を選択できる
THETA SC2は「顔モード」「夜景モード」「車窓モード」の3つのプリセット機能を搭載しており、撮影シーンに合わせて選択できます。
顔モードは自動的に明るめの露出補正などで顔をより美肌に見せてくれます。
夜景モードは三脚使用が前提ですが暗い場所でも明るく補正し、車窓モードは乗り物など明暗差の大きい場所で光の量を調整してくれます。
光の調整に対応してくれる機能なので、室内外を問わず美しく撮影できるのが強みといえます。
4.撮影後も簡単にアプリ内へアップロード可能
最近のカメラはSNSとの連携を強く意識しており、アップロードしやすい機種が求められています。
THETA SC2も従来通り、スマートフォン用の専用アプリへ簡単にアップロードできます。
アプリ上で撮影できるだけでなく、撮影した画像や映像の加工も行えるため、非常に充実している機種といえるでしょう。
5.VRやバーチャルツアー制作ツールとの連携も可能
リコーが提供しているバーチャルツアー制作ツールとしてTHETA 360.bizがあります。RICOH THETAで撮影した画像を使い、360度コンテンツを制作・公開できるクラウドサービスです。
パソコンだけでなくスマートフォンのアプリでも編集できるため、VRやバーチャルツアーを制作する際にも簡単に連携できます。
より本格的なバーチャルツアーを制作したい場合は、Matterportなどの3Dスキャン対応カメラとの連携も選択肢になります。詳しくはバーチャルツアーの費用相場の記事もあわせてご覧ください。
THETA SC2とMatterport対応カメラの比較|選び方
THETA SC2は「手軽な360度静止画・動画」に、Matterport対応カメラは「高精度な3D空間データ」に強みがあります。VR内見なら3万円台のTHETA SC2で十分ですが、寸法計測やドールハウス表示を伴う本格的なデジタルツインにはMatterport対応カメラが必要です。
| 比較項目 | THETA SC2 | Matterport対応カメラ |
|---|---|---|
| 価格帯 | 3万円〜4万円台 | 5万円〜60万円超 |
| 主な用途 | 360度写真・簡易VR内見 | 3D計測・デジタルツイン |
| 寸法計測 | 非対応 | 対応 |
| ドールハウス表示 | 非対応 | 対応 |
| 撮影の手軽さ | ◎(約104g・ワンショット) | △(機材・設置が必要) |
| おすすめ業種 | 不動産・観光・小売 | 不動産・建設・製造 |

制作実績3,000件以上の弊社Advalayでは、簡易的なVR内見はTHETA、資産価値の可視化や遠隔の寸法確認が必要な案件はMatterportと使い分けています。両カメラの詳しい使い分けはMatterport対応カメラ比較|Pro3・THETA・Insta360の使い分けで解説しています。
THETA SC2の使い方
THETA SC2の使い方は「アプリ導入→モード選択→撮影→表示設定→保存・編集」の5ステップです。初心者でも基本操作を10分ほどでマスターできます。カメラがなくてもアプリのダウンロードは可能なので、ぜひ試してみてください。
1.「THETA」専用アプリをダウンロード
まずはスマートフォンにアプリをインストールし、THETAと接続しましょう。
THETA SC2は本体だけでも撮影可能ですが、カメラに液晶画面がついていないため撮影した画像をその場で確認できません。
そのため、アプリをインストールしておくことで、画像の確認や撮影の設定・操作が可能となります。
iOSならApp Store、AndroidならGoogle Play Storeよりインストールできるため、下記からお試しください。
2.撮影モードを選択
静止画モード・動画モードがあるため、切り替えは本体横のMODEボタンかアプリ上で選択しましょう。
初心者の方にまずおすすめしたい撮影モードは「オート」です。自動的に光やピントを調節してくれるため、スムーズに撮影を進行できます。
慣れてきた方やモードにこだわりたい方は、ISO優先モードやシャッター優先モード、マニュアルモードなど応用的なモードに変更してみてもよいでしょう。
3.撮影スタート
モードを選んだら、本体のシャッターボタンまたはアプリの撮影ボタンを押して撮影します。360度すべてが写り込むため、撮影者自身が映らないよう物陰やタイマー機能を活用しましょう。
VR内見用に室内を撮影する際は、部屋の中央に三脚を立てて撮影すると、歪みの少ない自然な空間表現になります。
4.表示画面を設定
アプリで撮影する際は画面が見やすいよう、パノラマ型か画角を絞って最適な場所に合わせて使用しましょう。
次に写真の明るさやホワイトバランスを調整していきます。用途に合わせて仕上がりを整えられるのがアプリ編集の利点です。
5.データを保存・編集
撮影したデータはアプリ内に保存され、明るさ補正やトリミングなどの編集ができます。編集後はSNSへの共有や、THETA 360.bizを使ったバーチャルツアーへの活用も可能です。
より詳しい操作手順は、RICOH公式の説明書(マニュアル)もあわせて確認するとスムーズです。
次に読むべき記事




よくある質問
Q1. THETA SC2の価格はいくらですか?
A1. THETA SC2の価格相場は3万円〜4万円台です。THETAシリーズの中では手頃な入門機に位置づけられ、4K動画撮影と14GBの内蔵メモリを備えています。中古市場ではさらに安価に入手できる場合もあります。
Q2. THETA SC2の説明書はどこで見られますか?
A2. THETA SC2の説明書(マニュアル)は、RICOH公式サイトのサポートページから閲覧・ダウンロードできます。基本操作からトラブル対処まで網羅されているため、初めて使う方は一度目を通しておくと安心です。
Q3. THETA SC2はVR内見・不動産撮影に使えますか?
A3. 使えます。室内撮影に特化した「THETA SC2 for business」なら、Roomモードで物件写真をきれいに撮影できます。ただし寸法計測や間取りの3D化が必要な場合はMatterport対応カメラの方が適しています。
Q4. THETA SC2とMatterport対応カメラはどちらを選ぶべきですか?
A4. 360度写真や簡易的なVR内見が目的ならTHETA SC2、寸法計測やデジタルツイン制作が目的ならMatterport対応カメラがおすすめです。予算と用途を軸に選ぶと失敗しません。判断に迷う場合は無料相談をご利用ください。
Q5. THETA SC2で撮った写真をバーチャルツアーにできますか?
A5. できます。THETA 360.bizなどのクラウドサービスを使えば、撮影した360度画像をつなげてバーチャルツアーを制作・公開できます。より高品質なツアーが必要な場合は、制作会社への依頼も選択肢です。
Q6. THETA SC2の動画は何分まで撮影できますか?
A6. 4K動画の場合、最大連続撮影時間は3分です。長時間の記録には向きませんが、物件紹介や商品紹介などの短尺コンテンツには十分対応できます。
Matterport対応カメラ比較の総まとめ|さらに深く知るためのガイド
THETA SC2は「手軽な360度カメラ」の代表格ですが、360度カメラ選びは用途・予算・出力先によって最適解が変わります。ここでは、カメラ選定から本格的なバーチャルツアー制作までを体系的に理解するための関連記事をまとめました。THETA・Insta360・Matterport対応機の使い分けを、目的から逆算して選べるようになります。
関連スポーク記事
- Matterport対応カメラ比較|Pro3・THETA・Insta360の使い分け — クラスターの中心となる比較ガイド
- バーチャルツアー用カメラの選び方 — 用途別の機材選定を解説
- Insta360シリーズの比較 — THETAとの違いを深掘り
- Matterport Pro3の実力 — 高精度3Dスキャンの実例
- バーチャルツアーの費用相場 — 制作コストの内訳
- VR内見のメリットと導入手順 — 不動産向けの活用法
- Advalayの制作事例 — 業種別の導入成果
- 料金プラン — 撮影〜制作の一気通貫プラン
まとめ:自社に合った360度カメラを見つけよう!
THETA SC2は、3万円台から購入できる軽量・高機能な360度カメラで、簡易的なVR内見や360度写真の撮影に最適です。4K動画や3つの撮影モードを備え、初心者でも手軽に扱えるのが魅力といえます。
一方で、寸法計測やデジタルツインなど本格的な空間データ活用を目指すなら、Matterport対応カメラの導入を検討してみてはいかがでしょうか。用途と予算を軸に選べば、機材選びで失敗することはありません。
弊社Advalayは、制作実績3,000件以上の空間DX専門企業です。撮影から制作までを一気通貫で対応し、不動産・建設・製造・観光など業種に応じた最適なカメラ選定とバーチャルツアー制作をご提案しています。
「THETAとMatterport、どちらが自社に合うかわからない」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。用途やご予算をお聞かせいただければ、最適なプランをご提案いたします。
\ 専門スタッフが丁寧にご案内します /
空間DXについて相談する
SPATIAL DX / 空間DX
空間のデジタル化で、ビジネスを前へ。
バーチャルツアー・3Dスキャン・デジタルツイン・CGパース。
あなたのビジネス課題に合わせた空間DXを、
Advalayがワンストップで支援します。

Advalay メディア事業部
株式会社Advalayのメディア事業部。バーチャルツアー・3Dスキャンの制作実績3,000件以上の知見をもとに、空間データ活用の実務情報を発信しています。


