〜Matterportとの違いと、“自分たちに合うほう”を選ぶ判断軸〜

この記事はこんな方におすすめ

• バーチャルツアーや3Dスキャンの導入を検討中の企業・自治体
• Matterportを利用中で、他の選択肢も知りたい方
• 自社に合った最適なプラットフォームを知りたい方

Realsee Galoisとは？

• 質感表現のリアルさに強み
• 出力形式の柔軟性（パノラマ、点群、3Dモデル、平面図など）
• 従量課金制で運用規模に応じたコスト最適化
• 高速な処理と軽快な閲覧体験

📷 キャプション例：Realsee Galoisでスキャンした空間 （引用：REALSEE公式WEBサイト）

Matterportとは？

• 世界的に認知されるスタンダードツール
• ドールハウス表示・タグ・計測機能など多機能で表現力が高い
• 豊富な事例と実績があり、関係者への説明・合意が取りやすい
• SDKや外部連携で拡張性が高い
• フルCGの空間もバーチャルツアー可能（国内では弊社独自）

📷 キャプション例：Matterportのドールハウス表示（©Advalay）

上は実際の空間　下はフルCCで空間を制作

両者の比較と選び方

表現力

• Realsee：質感や素材感を忠実に再現。文化財や店舗(アパレル、飲食関連、その他)ミュージアム、ギャラリー等の空間に◎
• Matterport：導線設計や注釈機能で、PRや教育に◎

コスト

• Realsee：従量課金でスモールスタートに適する
• Matterport：安定料金で導入合意形成がしやすい

運用・拡張性

• Realsee：点群/モデル出力でBIMや研究に展開可能
• Matterport：SDKやタグで学習・採用UIに組み込みやすい

ケーススタディ：上州屋 海野宿を両者でスキャン！

江戸時代の町並み「上州屋 海野宿」をRealsee GaloisとMattereportで撮影。
木材や土壁の質感まで表現し、写真や動画では伝えきれない空間の厚みを実現しました。

📷 キャプション例：「上州屋 海野宿」のスキャン比較
　　上がMatterpor　下がREALSEE

両機材にもそれぞれの良さはあるものの、木目の写り方や暖かさはREALSEEのほうが綺麗に写っています。
どちらのサービス・カメラも一長一短があるのでどのようなプロジェクトで使用するか
によって選定が必要になります。
弊社ではこういったご相談も承っております。

どちらを選ぶべき？

• 文化財・観光保存 → Realsee寄り
• 不動産販促・企業PR → Matterport寄り
• 教育・研究・製造 → 要件によって分岐
• 広報・採用 → Matterportの機能が有利

👉 重要：どちらが絶対に優れているわけではなく、目的や体制次第で最適解は変わります。場合によっては両者のハイブリッド運用も効果的です。

まとめ

• REALSEE質感再現と軽快さ、Matterportは機能性と標準性に強み
• REALSEEは総じて付加価値を提供する場的な施設に強い、Matterportはオリジナルコンテンツ制作に強い
• MatteportではフルCGの空間もMatterport UIで体験することができる。
• 正解はプロジェクトの目的によって異なる
• Advalayは両方のプラットフォームに精通し、最適な導入をサポート

撮影・導入のご相談はAdvalayまで

「自社にはどちらが合うのか？」を一緒に検討します。撮影代行から活用設計、更新運用まで、貴社のKPIに沿ったプランをご提案します。
下記のリンクからお気軽にお問い合わせください。