XGRIDS導入・レンタルの費用と進め方|自社購入か撮影代行かの判断軸

XGRIDS導入・レンタルの費用と進め方|自社購入か撮影代行かの判断軸

XGRIDS(エックスグリッズ)のレンタルとは、3DスキャンハードウェアであるXGRIDS製品を、購入せずに一定期間だけ借りて使う導入方法のことです。数十万円〜数百万円の初期投資を抑えながら、3Dスキャンを試せる点が特徴です。

XGRIDSは、LiDARとカメラを組み合わせて空間を高速に3D計測できる新世代のスキャナーとして、建設・不動産・測量の現場で注目を集めています。ただし「まず買うべきか、借りるべきか、それとも撮影を任せるべきか」で迷う方も多いのではないでしょうか。

本記事では、XGRIDSのレンタル・購入・撮影代行という3つの導入方法を、費用と進め方の両面から比較します。自社にとって最適な選び方の判断軸もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

TL;DR

  • XGRIDSの導入方法はレンタル・自社購入・撮影代行の3択。月数回以下ならレンタルか代行が有利です
  • レンタル相場は1日3万〜8万円、購入は本体300万〜700万円が目安。使用頻度で損益分岐が決まります
  • 「機材を持つこと」より「成果物を得ること」が目的なら、撮影代行が最短で失敗が少ない選択です

XGRIDSのレンタル・購入・撮影代行の違いとは?

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XGRIDSの導入方法は、レンタル・自社購入・撮影代行の3つに大きく分かれます。それぞれ初期費用・運用負担・成果物の質が異なり、使用頻度と社内体制で最適解が変わります。

XGRIDSは、SLAM技術(自己位置推定と地図作成を同時に行う技術)を用いて、歩きながら空間を3D点群化できるモバイルスキャナーです。従来の据え置き型3Dスキャナーと比べて計測スピードが速く、広い施設や屋外でも短時間でデータを取得できます。

まずは3つの方法の全体像を、下表で比較します。

導入方法初期費用の目安運用負担向いているケース
レンタル1日3万〜8万円中(自社で撮影・処理)月1〜数回のスポット利用
自社購入本体300万〜700万円大(撮影・処理・保守)月10回以上の高頻度利用
撮影代行1案件5万〜30万円小(成果物を受け取るだけ)成果物だけが欲しい場合
XGRIDS導入方法3択(レンタル・自社購入・撮影代行)を初期費用と向いているケースで比較した図

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XGRIDSレンタルの費用相場と進め方

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XGRIDSのレンタル費用は、1日あたり3万〜8万円、1週間で15万〜35万円程度が相場です。機種のグレードや付帯サービス(データ処理サポート等)の有無によって変動します。

レンタルの最大のメリットは、300万円以上の本体購入費をかけずに、実案件でXGRIDSの性能を検証できる点です。導入の意思決定前に「自社の現場で使えるか」を確かめられます。

レンタルの進め方4STEP

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XGRIDSレンタルは、次の4ステップで進めるのが一般的です。

  1. 機種選定:撮影対象(屋内・屋外・広さ)に合った機種をレンタル会社に相談する
  2. 予約・受け取り:使用日を予約し、配送または店頭で機材を受け取る
  3. 現地撮影:自社スタッフが対象空間を歩いて計測する
  4. データ処理・返却:取得した点群データを処理し、期日までに機材を返却する

レンタルの注意点

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レンタルには見落としがちな注意点があります。まず、XGRIDSは高精度な機材である一方、撮影の巧拙で成果物の質が大きく変わります。初めて扱う場合、歩行速度やルート設計を誤ると、点群に欠損が生じることも珍しくありません。

また、点群データの処理には専用ソフトと一定のPCスペックが必要です。レンタル料金に処理環境が含まれるかは、事前に確認しておくとよいでしょう。

XGRIDSレンタルの進め方4ステップ(機種選定・予約受け取り・現地撮影・データ処理返却)を示した図

自社購入とレンタル、どちらを選ぶべきか

自社購入とレンタルの分かれ目は、使用頻度です。月10回以上コンスタントに使うなら購入、月数回以下のスポット利用ならレンタルが費用面で有利になるケースが多く見られます。

たとえば本体400万円のXGRIDSを購入した場合、1日8万円のレンタルと比較すると、単純計算で約50日分の使用で損益分岐に達します。年間50日以上使う見込みがあれば、購入を検討する価値があるといえるでしょう。

比較項目自社購入レンタル
初期費用300万〜700万円1日3万〜8万円
1回あたりコスト使うほど低下毎回発生
保守・アップデート自社負担不要
技術習熟社内に蓄積都度リセット
向く頻度月10回以上月数回以下

ただし購入の場合、機材費だけでなく、撮影スタッフの育成コストとデータ処理の運用コストも発生します。「機材を買えば使える」わけではなく、扱える人材と処理体制がセットで必要になる点は見落とされがちです。

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「機材を持たない」という選択肢|撮影代行

撮影代行を選ぶことで撮影スキル習得・機材保守・データ処理の負担を外部に任せられることを示した図
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3Dスキャンの成果物だけが必要なら、機材を持たずに撮影代行を依頼する選択肢が最も確実です。レンタルや購入で発生する撮影スキルの習得・機材保守・データ処理の負担を、すべて外部に任せられます。

撮影代行の費用は、1案件あたり5万〜30万円程度が目安です。対象の広さや納品形式(点群データ・3Dモデル・図面化など)によって変動します。

弊社Advalayは、3Dスキャンやバーチャルツアーを3,000件以上制作してきた専門企業です。撮影から点群処理、納品までを一気通貫で対応するため、機材選定やスタッフ育成に悩むことなく、必要な成果物だけを受け取れます。

XGRIDS本体400万円購入とレンタル1日8万円の損益分岐点が約50日であることを示した図

たとえば「まず1棟だけ3Dデータ化して社内検討に使いたい」という段階では、機材を購入・レンタルするより、撮影代行のほうがコストも時間も抑えられます。まず代行で成果物の質と用途を確かめ、頻度が増えてきた段階でレンタルや購入へ移行する流れが、失敗の少ない進め方です。

導入方法を選ぶ3つの判断軸

XGRIDSの導入方法は、①使用頻度②社内体制③目的の3つの軸で判断すると、迷いが減ります。それぞれの軸に沿って自社の状況を整理してみてください。

第一の軸は使用頻度です。月10回以上なら購入、月数回ならレンタル、単発なら撮影代行が基本の目安になります。

第二の軸は社内体制です。撮影とデータ処理を担える人材がいれば購入・レンタルが選択肢に入りますが、いない場合は撮影代行が現実的です。人材育成には数ヶ月単位の時間がかかる点も考慮しましょう。

第三の軸は目的です。「3Dスキャンのノウハウを社内に蓄積したい」なら購入、「今回の成果物だけ欲しい」なら撮影代行、「一度試してから決めたい」ならレンタルが向いています。

判断軸レンタル自社購入撮影代行
使用頻度月数回月10回以上単発〜不定期
社内体制撮影できる人がいる撮影・処理体制あり体制不要
目的試したいノウハウ蓄積成果物が欲しい

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よくある質問

XGRIDSのレンタルは何日から借りられますか?

レンタル会社によって異なりますが、1日単位から借りられるサービスが一般的です。週単位・月単位のプランを用意している会社もあり、長期になるほど1日あたりの単価は下がる傾向にあります。使用予定日数を伝えて見積もりを取るとよいでしょう。

レンタルでも高品質な点群データは取得できますか?

機材の性能自体はレンタルでも購入でも同じため、理論上は同等のデータが取得できます。ただし成果物の質は撮影者のスキルに左右されます。初めて扱う場合は、データ処理サポート付きのプランを選ぶか、撮影代行を検討すると安心です。

XGRIDSと従来の3Dスキャナーの違いは何ですか?

XGRIDSはSLAM技術により、歩きながら連続的に空間を計測できる点が特徴です。据え置き型スキャナーが1地点ずつ計測するのに対し、広い施設や屋外でも短時間でデータを取得できます。移動しながら計測するため、大規模空間での作業効率が高いといえます。

導入前に成果物を確認できますか?

弊社Advalayでは、実際の納品事例をもとに成果物のイメージをご確認いただけます。用途やご予算をお聞かせいただければ、レンタル・購入・撮影代行のどれが最適か、具体的にご提案いたします。

まとめ:自社に合ったXGRIDSの導入方法を選ぼう!

XGRIDSの導入方法は、レンタル・自社購入・撮影代行の3択です。月数回以下のスポット利用ならレンタル、月10回以上の高頻度利用なら購入、成果物だけが必要なら撮影代行が基本の目安になります。

判断に迷ったら、①使用頻度②社内体制③目的の3つの軸で自社の状況を整理してみてください。特に「まず一度試したい」段階では、いきなり数百万円の機材を購入するより、レンタルや撮影代行から始めるほうが失敗が少ない選択です。

弊社Advalayは、3Dスキャン・バーチャルツアーを3,000件以上制作してきた専門企業です。撮影から点群処理、納品までを一気通貫で対応しており、機材の選定や運用体制に悩むことなく、必要な成果物をお届けできます。ご相談は無料です。用途やご予算をお聞かせいただければ、自社に最適な導入方法をご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

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柴山 紘輔

柴山 紘輔

株式会社Advalay 代表取締役。Matterportを活用した3Dバーチャルツアーの制作・導入支援において、1,500施設以上の支援実績を持つ。不動産・建設・文化財・商業施設など、幅広い業界でのデジタルツイン活用を推進。

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Advalay編集部
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