【住宅業界】バーチャルツアー成功事例ーONLY YOU HOME様インタビュー

「住宅業界ではどのように3Dバーチャルツアーが活用されているのか知らない」
「3Dバーチャルツアーを導入しても本当に効果があるのか不安…」
「業界内で導入が進んでいるけれど、いまいち魅力がわからない」

こんなお悩みはありませんか。
3Dバーチャルツアーは不動産業界と特に相性がよく、成功事例も多数あります。

3Dバーチャルツアーの導入効果を実感されているというONLY YOU HOMEさまにインタビューを行い、導入前のお悩みと導入後の効果・感想など本音でお話いただきました。
ぜひ記事を読み進めていただき、3Dバーチャルツアー導入時の参考にしてみてください。

この記事でわかること
Advalay_banner

インスタグラムフォロワー10万人超え!ONLY YOU HOME

–オンリーユーホーム様の事業内容・特徴についてお聞かせください。

私たちの家づくりの特徴は、「オリジナル」という一言です。
「自然素材」「手触り」「経年劣化」を楽しみ、お客様の希望を一つひとつ大切にして妥協することなく、「オリジナル」の空間を作り出します。

3Dデータのクオリティーに惹かれ、チャレンジ精神で導入

3Dバーチャルツアーを導入したきっかけをお聞かせください。

 知人の経営者を通じてマーターポートを紹介してもらい、実際に3D映像を見せてもらいました。その時の感想としては、正直どう使えばいいかはわからなかったのですがデータのクオリティーの高さに引き込まれたことを覚えています。

導入した決め手を教えてください。

正直ノリと勢いですかね。導入すると決めた時は、まだ具体的にどうビジネスにするかなど明確に活用のイメージはできていませんでした。ですが、何事もチャレンジすることが重要だと思っています。自分の直感も大切にしており、映像を見た際に、自分の思いが詰まっている家づくりの一部を多くの人に見てもらいたいという思いでまずは始めてみました。

VR見学会やHP掲載など活用方法は多様。汎用性に長けたツール

どのように3Dモデルを活用していますか?

 スタジオで「VR見学会」を開催しました。
もともとはリアルでモデルハウス見学をやっていたのですが、コロナの影響でお客さんに来ていただくことが難しくなってしまって。だから一箇所で複数のモデルハウス見学を可能にする3Dモデルは救済ツールでしたね。映像がとてもリアルで綺麗なため、オフラインで見学するのと同様のクオリティーでストレスなく見学していただけました。

オンリーユーホーム スタジオ@千葉市緑区おゆみ野

 それから3DモデルをホームページとSNSにも掲載しています。以前は、写真と動画を掲載していたのですが、いまいち家の魅力を届けきれていないなと感じていました。それに比べ3Dモデルは、モデルハウスの細部や、空気感まで演出することができるので、こだわりを持って家づくりをしている私たちにとってはとても嬉しいツールです。

引用:https://www.ykoumuten.com/

また、オンライン相談会でも大活躍しています。コロナ禍で、オンラインでの商談が増加しているのですが、zoomなどでルームツアーをする際、複数の写真や動画を見せるのに何度も画面を切り替える手間が気になっていました。しかし3Dモデルであれば、データ1つを共有することで画面の切り替えなくスムーズに案内ができるためストレスなく相談会を進めることができ、オンライン相談会では必須アイテムになっています。

オンライン商談のみで契約獲得!

導入してみて何か成果・効果はありましたか?

マーターポートの3Dモデルを活用したオンライン相談会での商談で、契約することができました。オフラインの場を使わずに契約まで進めることができるのは、これまでの住宅業界では考えられないことだったので非常に驚いています。

また、見込み発掘から契約まで全てのフェーズでコストを削減することができます。

「アポ取り段階の省略」ができるようになったのはとても大きいです。VRで全体を見てもらった上でご連絡をいただいているので商談率も格段にアップしますし、さらにデータ内で予約までできてしまうのでアポ取りの作業丸ごと必要なくなってしまうんですよね。

そして「案内コスト」も削減できます。これまでは、午前中〇〇に行って、午後は移動して△△のモデルハウスでの見学に立ち会って…というように1日で案内できる数が制限されていました。しかし3Dモデルを使用したオンライン相談会に切り替えることで、同じ場所から案内できるので1日の商談件数の上限を引き上げることができます。

引用:https://www.ykoumuten.com/

これまで写真や映像を超える「伝えるツール・宣伝ツール」がないかと探していました。オンラインオフライン問わず、3Dデータがあればこれまでは伝わらなかった細部の情報や臨場感まで届けることができるので、「伝えるツールがない」という課題を解決してくれました。

「商談の掴み」や「伝えやすさ」など効果を実感

3Dモデルを体験したお客様の反応はいかかでしたか?

「見学にきたモデルハウスだけでなく、VRで他の展示場も見学できるのはとてもいい!」

「写真や動画だと「リアルさ」が無いせいか物足りなさを感じ、毎度モデルハウスに足を運んでいた。けどVRが想像以上にリアルと変わらなくて、このクオリティーならバーチャルで見学する方が楽!」

などとても好評でした!

社内での反応はいかかでしたか?

まず、商談の「つかみ」にうってつけのツールでした。3Dモデルはまだまだ「新しいもの」として興味を持たれやすいので、会話をきっかけや雰囲気づくりには最高のアイテムだなと話していました。

そして3Dモデルはとにかく伝えやすいです。動画では、見せたい場所やモノがあっても「その場所ピンポイントで」「時間にとらわれず好きなだけ」お見せできるようコントロールするのが非常に難しかったんです。そのため、見せたい場所を好きなペースで何度でも「自分の手で選んで見せれる」のはとても便利ですね。

またデータ内には、建物内のこだわり説明や予約サイトの URLを埋め込むことができるので、魅力を最大限伝えることができるのもいいですよね。

アイデア次第で多種多様な活用が可能

今後の活用方法についてお聞かせください。

導入してから感じたことなのですが、この3Dモデルって本当にいろんな活用方法がありますよね。

例えば、「職人さんの図面」として使うことができます。

今までは、協力会社の職人さん施工を指示する際、写真やイラストを描いて指示していましたが、それだけでは施工の細かい部分まで説明することができませんでした。3Dは、映像をアップにすることができるため細部まで確認できることに加え、「画像」ではなく「空間」で伝えられるためイメージもしやすくまた複数枚の写真を見なくていいので手間を省けることも魅力的です。

一度撮影したデータは、視認性が高いため他の場所で同様の工事がある場合も利用することができます。

before:イラスト図面

after:3D図面

また、「アーカイブ保存」という活用もあると思います。モデルハウスは、一般的に5〜7年で新旧モデルがサイクルするのですが、前のモデルが物理的にはなくなってもデータ上にアーカイブ保存できるのは革新的です。上記の職人さんの図面にも言えることですが、このように保存できれば会社の資産にもなりますね。

あとは、社内教育ツールとしても使えそうだなと考えています。新入社員がきた際に、このデータのここ見といて〜みたいなこともできそうだなと。アイデア次第で、これから様々な場面で活躍してくれそうなので、活用方法に関してはまだまだ模索していこうと思っています。

変化に柔軟に対応。コロナ時代だからこそ思い切った選択を!

最後に3Dモデル(マーターポートサービス)導入を検討している方にメッセージをお願いします。

建築業界は、リアルでのやりとりが当たり前の世界なので、デジタルサービスが気になってはいても、いざ導入となると疑問を抱いてしまうことも多いと思います。

以前は、映画の予告編のように「一部分のみを見せて、残りはお楽しみに!」というような宣伝方法が多く見られましたが、現在は全公開の時代になってきているような気がします。

「無料公開」や「口コミ」という文字をよく目にするようになり、商品やサービスの全てを知った上で、「本当にいい!」と買う価値を見出せたものが売れる時代になってきている。

モデルハウスの「全て」を見せるのに、3Dモデル(マーターポートサービス)は絶好のアイテムです。コロナ禍で、いつ不安から解放されるかわからず過ぎていく日々。この時代が終わるのを待つのもいいですが、少し新しい世界に飛び込んでみるのも面白い発見があるのではないかなと思います。

Advalay
Advalay編集部
このメディアは、デジタル技術を中心としたコンテンツを発信しています。デジタルツインを活用したマーケティング事業を行っているAdvalayだからこそ専門的で網羅的な情報をお届けできます。どなたでもわかりやすく、楽しめるコンテンツを作っていますのでぜひご覧ください。
  • URLをコピーしました!

\ 広報担当者向け /
バーチャルツアー完全攻略ガイド

バーチャルツアーの活用事例など概要を詳しく紹介しています。
社内稟議やクライアント様への提案資料としてもご活用いただけます。

\ 全バーチャルツアーユーザー必見/
バーチャルツアー完全攻略ガイド2

バーチャルツアーの活用事例など概要を詳しく紹介しています。
社内稟議やクライアント様への提案資料としてもご活用いただけます。

この記事を書いた人

この記事でわかること