バーチャルツアーの導入事例10選|業種別の活用パターンと成果を紹介

バーチャルツアーの導入を検討しているものの、「自分の業界ではどう活用されているのか」がイメージできず、一歩を踏み出せない方は多いのではないでしょうか。
バーチャルツアーは不動産・製造業・美術館・商業施設など、幅広い業種で導入が進んでいます。本記事では、業種別の導入事例10選を活用パターン・導入効果とあわせて紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
バーチャルツアーが活用されている業種と導入目的

バーチャルツアーとは、建物や施設の内部をWeb上で自由に見て回れるデジタルコンテンツのことです。PCやスマートフォンのブラウザから、実際にその場を歩き回るような体験ができます。
現在、以下のような業種で導入が進んでいます。
| 業種 | 主な導入目的 |
|---|---|
| 不動産・住宅 | オンライン内見、物件PR |
| 製造業 | 工場見学、採用活動、営業ツール |
| 美術館・博物館 | デジタルアーカイブ、来館促進 |
| オフィス | 採用、社内研修 |
| 文化財・歴史建築 | デジタル保存、観光PR |
| 植物園・動物園 | オンラインツアー、集客 |
| 商業施設 | テナント誘致、来店促進 |
| エンタメ | ファン向け限定コンテンツ |
| 教育機関 | オープンキャンパス、施設案内 |
| ホテル・旅館 | 客室案内、予約率向上 |
弊社Advalayでは、これらの業種を中心に累計5,000件以上のバーチャルツアーを制作してきました。ここからは、代表的な導入事例を業種別に紹介していきます。
事例1: 不動産・住宅 — オンライン内見で遠方からの問い合わせが増加
不動産・住宅業界はバーチャルツアーとの相性が特に良く、大手企業から地域密着型の不動産会社まで幅広く導入が進んでいます。
活用パターン:
- 物件情報ページにバーチャルツアーを埋め込み、オンライン内見として提供
- 来店前に部屋の雰囲気を確認できるため、見学の優先順位を決めやすくなる
- VR展示会として、複数物件をその場で比較検討
導入効果:
- 遠方の顧客からの問い合わせが増加
- 現地見学の回数を減らしながら成約率を維持
- 物件掲載の差別化ツールとして活用
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事例2: 美術館 — 24時間いつでもアートを楽しめるデジタル展示
美術館や展示会での導入事例は年々増えています。24時間365日、自宅からアート作品を鑑賞できる点が最大の魅力です。
活用パターン:
- 期間限定の企画展をデジタルアーカイブとして残す
- 情報タグ機能で作品の解説や音声ガイドを搭載
- 来館前の予習コンテンツとして活用
導入効果:
- 展覧会終了後も作品を公開し続けられる
- 来館のきっかけとなるプロモーションツールに
- アクセシビリティの向上(遠方・身体的制約のある方への対応)
主な導入実績:
- ホロコースト展
- 岡本太郎美術館
- 表慶館(東京国立博物館)
- 東京都美術館
- 北斎づくし展
- 森美術館
事例3: 博物館 — 4K高画質で展示物の細部まで観察可能
日本最大級の博物館「国立科学博物館」でもバーチャルツアーが導入されています。4Kの高画質で展示物の細部まで確認でき、リアルの博物館よりも自分のペースでじっくり見られると評価されています。
活用パターン:
- 常設展示のデジタルツイン化
- 教育機関向けの学習教材として提供
- 海外からのバーチャル見学対応
導入効果:
- 来館者数に依存しないコンテンツ活用が可能に
- 教育現場での活用が拡大
- 施設のブランド価値向上
\ 専門スタッフが丁寧にご案内します /
空間DXについて相談する
事例4: 製造業 — 工場見学をバーチャル化して採用・営業に活用
製造業では、工場見学のバーチャル化が急速に進んでいます。特に採用活動と取引先への営業ツールとしての活用が目立ちます。
活用パターン:
- 採用サイトに工場のバーチャルツアーを掲載し、職場環境を可視化
- 取引先への工場案内を、訪問なしでオンライン完結
- 安全教育の教材として活用
導入効果:
- 採用応募者の離脱率低下(入社後のギャップ軽減)
- 遠方の取引先にも工場の雰囲気を正確に伝達
- 見学対応にかかる人件費・時間コストの削減

事例5: オフィスビル — 採用活動でのオンラインオフィスツアー
高層のオフィスビルや広いオフィスフロアをバーチャル化することで、迫力のある3D空間が完成します。採用活動との相性が非常に良い活用方法です。
活用パターン:
- 採用ページにオフィスツアーを掲載し、職場の雰囲気を伝える
- 入社前研修のオリエンテーション資料として活用
- 多拠点の社内案内をオンラインで統一
導入効果:
- 「こんなオフィスで働きたい」という採用訴求力の向上
- 新入社員のオンボーディングコスト削減
- リモートワーク下でもオフィスの一体感を維持
事例6: 文化財・歴史建築 — デジタル保存で半永久的に建物を残す
歴史的建造物をバーチャル化することで、半永久的にデジタルデータとして建物を保存できます。首里城の焼失のように、災害でいつ失われるか分からない貴重な建造物を守る手段としても注目されています。
活用パターン:
- 文化財の3Dデジタルアーカイブ
- 観光PRコンテンツとしてWebサイトに掲載
- 修繕・復元工事の参照資料として活用
導入効果:
- 物理的な劣化リスクへの備え
- 現地に行けない人への文化発信
- 行政・自治体の文化財保護施策との連携
事例7: 植物園 — 屋外施設のオンラインツアーで集客力アップ
植物園などの屋外施設もバーチャル化が可能です。施設全体を俯瞰して見られるため、没入感のあるデジタル映像に仕上がります。
活用パターン:
- 季節ごとの見どころをバーチャルツアーで紹介
- 来園前の下見コンテンツとして活用
- 園内マップとの連動で施設案内を効率化
導入効果:
- Webサイトの滞在時間が向上
- 来園のきっかけとなるプロモーション効果
- 天候に左右されないコンテンツ発信が可能
福岡市植物園
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神代植物園
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事例8: エンタメ — ファン向け限定コンテンツで特別な体験を提供
エンタメ業界とバーチャルツアーの相性は抜群です。バーチャル上でしか実現できないレアコンテンツを制作でき、ファンにとって高い価値を持つデジタル体験になります。
活用パターン:
- ライブ会場やイベント空間のバーチャル化
- 限定公開のデジタルコンテンツとして配信
- オリジナリティのある演出で、デジタルならではの体験を設計
導入効果:
- ファンエンゲージメントの向上
- イベント終了後もコンテンツとして活用可能
- 新たな収益チャネルとしての活用(有料バーチャルツアー)
主な導入実績:
- Ginza Sony Park
- 体験型複合施設
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空間DXについて相談する
事例9: 教育機関 — オープンキャンパスをオンラインで実施
大学や専門学校では、オープンキャンパスのバーチャル化が進んでいます。遠方の受験生にもキャンパスの雰囲気を伝えられる点が評価されています。
活用パターン:
- キャンパス全体をバーチャルツアー化し、Webサイトに常設
- 学部・研究室ごとの紹介ツアーを個別に制作
- 留学生向けに多言語対応のバーチャルツアーを提供
導入効果:
- オープンキャンパス参加率の向上(特に遠方の学生)
- 入学後のミスマッチ低減
- 学校のブランディング強化
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バーチャルツアーを見る
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<!-- サムネ風エリア -->
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<!-- 再生ボタン -->
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<!-- テキスト -->
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創価大学中央教育棟 ラーニング・コモンズSPACeをバーチャル体験
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<div style="font-size:14px; opacity:0.8;">
クリックで全画面表示します
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<!-- モーダル -->
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事例10: ホテル・旅館 — 客室案内で予約率アップ
ホテルや旅館では、客室のバーチャルツアーが予約率の向上に貢献しています。写真では伝わりにくい部屋の広さや雰囲気を、リアルに体感できる点が宿泊者に好評です。
活用パターン:
- 各客室タイプのバーチャルツアーを予約ページに掲載
- 宴会場・レストラン・大浴場など共用施設の案内
- ウェディング会場の下見ツアー
導入効果:
- 「思っていたのと違う」というクレームの減少
- 高単価客室の予約率向上(広さが伝わることでアップセル)
- OTA(予約サイト)での差別化
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バーチャルツアーを見る
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<!-- 再生ボタン -->
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<!-- テキスト -->
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セトレマリーナBIWAKOをバーチャル体験
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クリックで全画面表示します
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<!-- モーダル -->
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導入事例から見える成功の3つの共通点

10の事例を横断的に見ると、バーチャルツアーの導入に成功している企業・施設には共通するポイントがあります。
1. 「見せる」だけでなく「使う場面」を明確にしている
成功事例に共通するのは、バーチャルツアーを「作って終わり」にしていない点です。採用ページ・営業資料・Webサイト・SNSなど、具体的な活用場面を決めてから制作に入ることで、投資対効果を最大化しています。
2. 既存の業務フローに自然に組み込んでいる
商談資料の差し替え、採用サイトへの掲載、展覧会の告知ページへの埋め込みなど、新しい業務を増やすのではなく、既存の業務フローの中でバーチャルツアーを活用しているケースほど定着率が高い傾向にあります。
3. 小規模にスタートして効果を検証している
最初から施設全体をバーチャル化するのではなく、1フロアや1室から始めて効果を検証し、段階的に範囲を広げている企業が多いのも特徴です。3Dスキャン型であれば5万円程度から導入できるため、リスクを抑えた検証が可能です。
よくある質問
バーチャルツアーはどんな業種でも導入できますか?
はい、業種を問わず導入できます。不動産・製造業・美術館・教育機関・ホテルなど、「空間を見せたい」ニーズがある業種であれば活用の幅は広いでしょう。弊社では累計5,000件以上の制作実績があり、さまざまな業種に対応しています。
バーチャルツアーの導入にはどのくらいの費用がかかりますか?

制作にはどのくらいの期間がかかりますか?
3Dスキャン型の場合、撮影は通常1日で完了し、公開までの期間は1〜2週間程度です。撮影は営業時間外にも対応できるため、通常業務への影響を最小限に抑えられます。
まとめ:自社に合ったバーチャルツアーの活用法を見つけよう!
バーチャルツアーは、不動産・製造業・美術館・教育機関・ホテルなど、あらゆる業種で導入が進んでいます。成功事例に共通するのは、「活用場面を明確にする」「既存業務に組み込む」「小規模に始める」の3つです。
「自社ではどう活用できるか」「どの業種の事例が参考になるか」が気になる方は、まずは導入事例をもとに活用イメージを固めてみてはいかがでしょうか。
弊社Advalayは、バーチャルツアーを累計5,000件以上制作してきた専門企業です。不動産・製造業・文化施設・教育機関など、業種を問わず幅広い施設に対応しています。「自社でも活用できるか知りたい」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。業種や目的に合わせた活用プランをご提案いたします。
著者: 柴山 紘輔(株式会社Advalay 代表取締役)|プロフィール・編集方針
VIRTUAL TOUR
バーチャルツアーで、内覧・見学を革新しませんか?
360度のリアルな空間体験をWebで提供。
不動産・施設・店舗のオンライン集客を強化します。
柴山 紘輔
株式会社Advalay 代表取締役。Matterportを活用した3Dバーチャルツアーの制作・導入支援において、1,500施設以上の支援実績を持つ。不動産・建設・文化財・商業施設など、幅広い業界でのデジタルツイン活用を推進。
