信頼できる会社はこれだ!バーチャル空間の制作会社9選と費用を解説

バーチャル空間の可能性を最大限に活かすための第一歩、それは信頼できるパートナーとの出会いです。

近年、急速に注目を集めているバーチャル空間を活用できるかどうかは、どんな制作ツールを使用し、どの会社に依頼するかにかかっています。

ただし、バーチャル空間の制作会社はかなり増えているため、自社のイメージ通りの空間を作ってくれる会社を見つけるのは容易ではないでしょう。

本記事は、貴社がバーチャル空間を制作する際、最高のパートナーを見つけるためのガイドです。

この記事でわかること
  • 3つのバーチャル空間のタイプ
  • タイプごとのおすすめ制作会社
  • バーチャル空間の制作費用や制作手順

本記事を通じて、あなたのバーチャル空間制作が成功への第一歩となることを願っております。

この記事でわかること
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バーチャル空間の制作会社を選ぶポイント

バーチャル空間の制作会社を探す前に、まずは下記の2点を実施しておきましょう。

一つずつ解説します。

バーチャル空間の完成形を明確にする

バーチャル空間制作を依頼する際、もっとも重要なのはその完成形を明確にすることです。

バーチャル空間には、大きく下記の3つの種類が存在します。

形式デジタルツインメタバース3DCG
完成
イメージ
制作方法360度カメラで実空間を撮影。撮影したデータを専用クラウドにアップロード。既存のプラットフォームやテンプレートを利用し、展示物や機能をカスタマイズ。3DCG制作ツールで、0から空間を開発・制作。
3種類のバーチャル空間

完成イメージや、活用イメージが明確でないと、せっかく制作してもうまく活用できないということもしばしば。

事前に参考となるサンプルやイメージや事例を用意して、具体的なビジョンを制作会社と共有するとスムーズでしょう。

制作だけでなく活用までサポートしてくれるか確認する

どんなツール・サービスでも使っているうちに、操作性やデザイン性など改善したいポイントが出てくるでしょう。

バーチャル空間も活用する中で、使い方がわかりにくかったり、追加でコンテンツを埋め込みたくなったりと調整が必要なケースがあります。

しかし、制作会社によっては、空間を制作するだけ、もしくはプラットフォームを提供するだけという企業も存在します。

せっかく作っても有効活用できなければ、制作費用を無駄にしてしまうことも。

成果が出るまで長期的な活用を見据えている方は、事前に制作会社が活用までサポートしてくれそうか確認しておくことをおすすめします。

バーチャル空間のおすすめ制作会社【デジタルツイン編】

まずは、デジタルツイン技術で作られるバーチャル空間のおすすめ制作会社をご紹介します。

デジタルツインとは、現実空間をそのままオンライン上にバーチャル空間として再現できる技術のことを指します。基本的に、360度カメラを使用して制作されます。

現実空間をリアルに再現し、かつバーチャルならではの技術や特徴を活かせる3社をぜひ比較してみてください。

株式会社Advalay

バーチャル空間制作企業「株式会社Advalay」の公式サイト

株式会社Advalayは、Matterport(マーターポート)を使ったバーチャル空間制作をメイン事業として展開しています。

国立科学博物館や名古屋城本丸御殿をはじめ、不動産・小売・工場・展示会など幅広い業界業種のバーチャル空間制作実績があります。

名古屋城本丸御殿のバーチャル空間(出典:名古屋城本丸御殿公式サイト

使用するツールは、Matterportシリーズの中でも最新の「Matterport Pro3」での対応も可能で、撮影スピード・質ともに業界でもトップレベルです。

また、カスタマイズ機能の開発も可能なため、仮想モニターやメニュー画面の設置などコンテンツを追加しながら活用のサポートも充実しています。

会社名株式会社Advalay
事業名バーチャルツアー制作オウンドメディア運営動画・スチール制作SEO・Web運営システム開発・受託開発 など
住所〒106-0031東京都港区西麻布4-10-13 ウエストコート410 2階
電話番号050-3137-8015
制作費用35,000円〜
公式サイトリンクhttps://www.advalay.co.jp/

株式会社ナガサワ文具センター

バーチャル空間制作企業「株式会社ナガサワ文具センター」の公式サイト
出典:株式会社ナガサワ文具センター公式サイト

「オフィスレイアウト神戸」を運営する株式会社ナガサワ文具センター。

オフィスづくりのプロフェッショナルで、空間制作に関するノウハウや実績を多数持つ企業です。

バーチャル空間の制作には「Matterport Pro2」「Leica BLK360」「THETA」など、代表的な360度カメラを使用してもらえるため安心です。

神戸市、西宮市、明石市、加古川市の空間撮影をされたい方は利用してみてはいかがでしょうか。

会社名株式会社ナガサワ文具センター
事業名オフィスデザインオフィス移転・引越しオフィスレイアウト設計オフィス内装工事オフィス家具・什器の販売 など
住所〒650-0033兵庫県神戸市中央区江戸町93 栄光ビル7階
電話番号078-321-5600
制作費用不明
公式サイトリンクhttps://kobe-nagasawa.co.jp/
出典:株式会社ナガサワ文具センター公式サイト

株式会社セルコ

バーチャル空間制作会社「株式会社セルコ」の公式サイト
出典:株式会社セルコ公式サイト

株式会社セルコは、技術コンサルタント会社です。

バーチャル空間の制作以外にも、環境計画の策定や映像制作など幅広いサービスを展開しています。

官公庁や自治体等の公的機関との取引も多数あるため、自治体でバーチャル空間を制作されたい場合には良い事例を提供してもらえるのではないでしょうか。

会社名株式会社セルコ
事業名CMS構築・サーバー運営映像・出版環境及び建設のコンサルタント など
住所〒150-0002東京都渋谷区渋谷二丁目5番2号
電話番号03-3406-1724
制作費用40万円(撮影・編集2名体制)
公式サイトリンクhttps://www.serco.co.jp/default.html
出典:株式会社セルコ公式サイト

バーチャル空間のおすすめ制作会社【メタバース編】

続いては「メタバース」を活用したバーチャル空間の制作会社をご紹介します。

一つずつ見ていきます。

クラスター株式会社

メタバース制作会社である「クラスター株式会社」の公式サイトTOPページ

「cluster」の名前でよく知られているクラスター株式会社。

clusterは、メタバースのプラットフォームで、イメージにあった空間を選択できます。

クラスター株式会社は、渋谷や大阪など行政と連携したプロジェクトの実施実績もあるため信頼性の高い企業です。

またClusterの利用者も年々増加しているため、気になる方はどんなプラットフォームがあるかのぞいてみてください。

会社名クラスター株式会社
事業名メタバースプラットフォーム「cluster」の開発・運営
住所東京都品川区西五反田8-9-5FORECAST五反田WEST 10F
プラットフォームの利用料アプリの利用は無料
公式サイトリンクhttps://cluster.mu/
出典:クラスター株式会社公式サイト

株式会社メタバーズ

メタバース制作会社である「株式会社メタバーズ」の公式サイトTOPページ

株式会社メタバーズは、全ての人にとって仮想社会が身近になった社会=開かれたメタバース社会の実現を目指すことをミッションに「Metaverse(メタバース)とVirtual Beings(バーチャルビーイングス)の専門企業」としての事業を展開しています。

メタバーズが運営する「CYZY SPACE」のユーザー登録を行うと、バーチャル空間を利用できるようになります。

バーチャル空間のテンプレートだけでなく、ビデオ通話・AIアバター・ChatGPT接客機能などさまざまな機能を利用できます。

バーチャル空間の制作方法や利用方法に詳しくない方でもはじめやすいのが美点でしょう。

会社名株式会社メタバーズ
事業名仮想空間の構築・運営CYZY SPACE(クラウドサービス)運営メタバースに関係する研究開発など
住所東京:〒105-0002 東京都渋谷区渋谷3-5-16-2F
電話番号075-744-0983
バーチャル空間の制作費用基本プラン:初期0円 / 月額11,000円(1ルームあたり)独自サーバプラン:初期550,000円 / 月額110,000円〜(10ルーム〜利用可能)
公式サイトリンクhttps://metabirds.com/
出典:株式会社メタバーズ公式サイト

株式会社HIKKY

メタバース制作会社である「株式会社HIKKY」の公式サイトTOPページ

株式会社HIKKYが運営する「Vket Cloud」では、だれでもかんたんにメタバースをはじめられます。

スマホやPCがあれば、独自のサーバーやドメインがなくてもオリジナルのメタバースを作成可能です。

メタバース空間を単に楽しむプランだけでなく、空間内で接客や販売ができるビジネスプランもあるため、ぜひ検討してみてください。

会社名株式会社HIKKY
事業名メタバース参入コンサルティング「バーチャルマーケット(Vket)」等各種メタバースイベントの企画・運営メタバース開発エンジン「Vket Cloud」の開発
住所〒150-0013東京都渋谷区恵比寿1丁目20-22 三富ビル4階
バーチャル空間の制作費用メタバース作成は無料ビジネスプラン料金は非公開
公式サイトリンクhttps://www.hikky.co.jp/
出典:株式会社HIKKY公式サイト

バーチャル空間のおすすめ制作会社【3DCG編】

3DCGでバーチャル空間を制作できるおすすめ会社は下記の3社です。

自社の魅力を最大限に発揮できる唯一無二の空間を作りたいという企業様はぜひ参考にしてみてください。

株式会社TREE Digital Studio

3DCG制作会社である「株式会社TREE Digital Studio」の公式サイトTOPページ

株式会社TREE Digital Studioは、国内外の映画やCM、広告業界での多岐にわたる実績を誇る3DCGスタジオです。

制作した作品の中には「VFX-JAPANアワード2023」といった賞を受賞したこともあり、非常に高品質な開発をしてもらえるでしょう。

ただし、動画やCM制作がメインであるため、イメージしているバーチャル空間を制作してもらえそうかどうかは事前に確認しましょう。

会社名株式会社TREE Digital Studio
事業名映像をはじめとするコンテンツの企画制作TV-CM・映画・WEB映像・イベント映像・MVなどの映像編集、CG映像制作インタラクティブコンテンツの企画、制作、実装、運営撮影・照明スタッフのレンタル撮影のためのレンタルスタジオ など
住所〒150-0012東京都渋谷区広尾5-6-6広尾プラザ8F
電話番号03-5447-5004
バーチャル空間の制作費用メタバース作成は無料ビジネスプラン料金は非公開
公式サイトリンクhttps://www.tdsi.co.jp/
出典:株式会社TREE Digital Studio公式サイト

スペースラボ株式会社

3DCG制作会社である「スペースラボ株式会社」の公式サイトTOPページ
出典:スペースラボ株式会社公式サイト

スペースラボ株式会社は、商業施設や、ブライダル、インテリアを始めとした空間設計に3DCGを用いることで建設業界のDXを目指している企業です。

スペースラボで制作したバーチャル空間は、企業へのプレゼンテーションツールとしても活用できます。

建設DXや設計関連の業務を効率化したい企業様にはマッチするのではないでしょうか。

会社名スペースラボ株式会社
事業名建築パース制作VR/ARコンテンツ制作ウォークスルー動画上記コンテンツを用いたWEB制作
住所〒150-0044東京都渋谷区円山町28-3 いちご渋谷道玄坂ビル8階TEL 03-5728-5411(代表)
バーチャル空間の制作費用1分間の尺 50万円〜※予算にあわせて依頼可能
公式サイトリンクhttps://spc-lab.jp/cg/
出典:スペースラボ株式会社公式サイト

株式会社CGworks

3DCG制作会社である「株式会社CGworks」の公式サイトTOPページ
出典:株式会社CGworks公式サイト

株式会社CGworksは、ゲームやアニメーション産業との連携も多い3DCG制作会社です。

そのため、動的なエフェクトやアクションシーンの制作にも非常に長けています。

ユーザーとのインタラクションを重視したバーチャル空間の制作や、動きのあるキャラクターやオブジェクトの3Dモデリングも得意としています。

CGworksは、新しい技術の取り入れにも積極的で、常に最先端の3DCG制作を追求しているため、革新的で魅力的なバーチャル空間の制作が可能です。

会社名株式会社CGworks
事業名3DCGを活用したパース制作CGパースコンサルティング業務上記各号に付帯する一切の業務
住所東京都渋谷区代々木2-1-1新宿マインズタワー 19F
電話番号03-6625-4796
バーチャル空間の制作費用内観 10㎡程度 44,000円〜外観 大規模全景 220,000円〜
公式サイトリンクhttps://cgworks.jp/
出典:株式会社CGworks公式サイト

バーチャル空間の制作費用

バーチャル空間の制作費用は、空間の種類によってさまざまです。

制作だけであれば、50,000円前後で依頼できることもあります。

ただし0からの開発やオリジナルのカスタマイズが必要な場合は、50万円〜を目安にしておくと良いでしょう。

また、制作費用だけでなく、データを保管するためのクラウド費用が発生することもあるため、トータル費用を確認しておきましょう。

バーチャル空間の作り方

バーチャル空間の作り方は、次のとおりです。

  1. お打ち合わせ
  2. 撮影・制作
  3. 編集

企業によっても異なりますが、代表的な流れを解説します。

実際に、依頼する際は、事前に制作手順を確認しておきましょう。

1. お打ち合わせ

まずはお客様の要望やイメージをしっかりとヒアリング。この時点でバーチャル空間の目的や活用シーンなどを明確にします。

「こんな機能がほしい」「こんな課題を解決したい」などご要望やお悩みがあれば、お申し付けください。

2.撮影・制作

360度カメラで制作する場合は、まず実空間の撮影からスタートします。

撮影が終わり次第、データをクラウドにアップロードし3Dモデル(バーチャル空間)を生成します。

メタバースで制作する場合は、プラットフォームにユーザー登録をすればすぐに空間を使えるようになります。

3DCGは0からの開発になるため、ほかの方法に比べると制作期間は長くなるでしょう。

3.編集

それぞれバーチャル空間が生成できたら、画像や動画、デザイン変更など編集を加えます。

クラウドやプラットフォーム内でさまざまな機能を試してみましょう。

バーチャル空間制作に関するよくある質問

バーチャル空間制作に関する質問
バーチャル空間の無料作成ソフトはある?

結論、無料ソフトは存在します。

特にプラットフォームを利用するのであれば、登録料やアプリのダウンロードは無料で行えるものが多く試しやすいでしょう。

ただし、360度映像や3DCGで0から制作する場合は、自社で無料ツールを使うのではなく、プロの制作会社に依頼するのが良いでしょう。

360映像の制作では、iPhoneと無料クラウドで空間の制作自体は可能です。しかし、撮影中にエラーが発生し最後まで撮影できなかったり、空間が歪んだりと、二度手間になってしまうケースも多いのです。

どうしても無料でやってみたい場合は「お試し」の感覚で利用してみてください。

納品までどれくらいかかる?

弊社の場合は、納品まで最短で3日です。

撮影日〜データアップロード・確認の作業まで3日かかります。

ただしオリジナルのカスタマイズや高度な編集がかかる場合は、数ヶ月いただくこともございます。

納品期間も企業ごとに異なるため、事前に確認しておきましょう。

バーチャル空間制作ならAdvalay!

おすすめの制作会社を3つのカテゴリー「デジタルツイン編」「メタバース編」「3DCG編」ごとに紹介しました。

制作会社を選ぶ際には、目的や活用シーンを明確にすること、そしてその後の活用サポートの有無が重要です。

弊社は、1,700施設以上のバーチャル空間制作実績がございます。不動産・建築・工場・小売・アパレル・エンタメ・行政など幅広いご支援をさせていただきました。

その実績やノウハウをもとに、貴社の課題を解決できる空間・機能の可能性をご提案いたします。

バーチャル空間の制作にご興味がある企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

初回面談では、お悩みやご希望をヒアリングさせていただき、

「どんな空間が完成するのか」
「貴社の課題をどのような流れで解決するのか」
「具体的に活用できそうな機能」
 など幅広くご説明いたします。

弊社のサービス内容について詳しく知りたいという方は、下記の資料でもご覧いただけます。

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Advalay編集部
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