【厳選】バーチャル展示会のプラットフォーム5選!メリットや事例も!
「バーチャル展示会って結局どんなものなのかわからない…」
「今までリアルの展示会しかやったことがないためオンラインイベントには抵抗がある」
「実際にバーチャル展示会を活用している事例を見てみたい」
こんなお悩みはありませんか。
本記事では、バーチャル展示会の新たなプラットッフォームとして、Matterport(マーターポート)という最新の3Dカメラを使ったプラットフォームを事例付きで紹介します。
私たちは、大小様々な規模の美術館や博物館様を撮影しバーチャル展示会を製作した実績があります。
記事を読み進めていただき、バーチャル展示会をつくる際にはお役立てください。
バーチャル展示会のプラットフォームおすすめ5選
バーチャル展示会のおすすめプラットフォームは次の5つです。
- Matterport
- vFairs
- EventHub
- そのまま展示会
- EXPOLINE
一つずつ特徴を説明していくので、ぜひ自社に合うものを選んでみてください。
1.Matterport(マーターポート)
Matterportは、3Dバーチャルツアーを作成できるデジタルツイン技術を活用したサービスです。
Matterportの最大の特徴とは「実空間」を撮影して、その空間をそのままバーチャル上に生成できることです。
たとえば、オフラインで開催した展示会を撮影することで、半永久的にその展示会をオンライン上で公開できます。
画質も4K高画質とさらに鮮明な映像で閲覧できるため、商品の繊細な部分や看板・説明文に書かれたテキストも閲覧できるでしょう。
2.vFairs
vFairsは、インタラクティブなバーチャル環境で展示会を開催するのに最適なプラットフォームの1つです。
海外でも人気のあるプラットフォームです。
3Dブース、ウェビナー、チャット機能、リアルタイムデータ分析など、バーチャル展示会に必要なすべての機能が揃っています。
また、ユーザーは自分だけの展示会をカスタマイズすることができ、多様なニーズに対応できます。
3.EventHub
EventHubは、オンラインとオフラインの両方でイベントを簡単に管理できるユニバーサルなプラットフォームです。
バーチャル展示会では、スポンサーショーケース、チャット機能、ライブストリーミングなど、各種機能を活用できます。
また、データ分析ツールを通じて参加者の行動を把握し、イベント成功のための戦略を立てることが可能です。
4.そのまま展示会
そのまま展示会は、独自のバーチャル展示会プラットフォームを提供しています。
展示ブースの設計から開催までを一貫してサポートし、各企業のニーズに合わせたオンライン展示会を実現します。
また、リアルタイムでのコミュニケーションを重視し、参加者との交流を通じて深いエンゲージメントを生むことを目指しています。
5.EXPOLINE
EXPOLINEは、360度のバーチャルリアルティー技術を活用した展示会プラットフォームを提供しています。
これにより、参加者は自由に会場を探索し、インタラクティブな体験を享受できます。
EXPOLINEは、その高度なカスタマイズ性とリアルタイムのデータ分析能力で、より効果的なバーチャル展示会の開催を可能にします。
バーチャル展示会のメリット
バーチャル展示会を開催するメリットは次の3つです。
- 物理的な制約を超えて幅広い顧客にアクセスできる
- データ収集と分析が可能
- 運営コストの削減
一つずつ解説していくので、ぜひ読み進めてみてください。
1.物理的な制約を超えて幅広い顧客にアクセスできる
バーチャル展示会の最大のメリットは、地理的な制約を超えて、広範な視聴者にアクセスできることです。
参加者は自宅やオフィスから、あるいは世界のどこからでも展示会に参加できます。
これにより、イベントのリーチが大幅に広がり、異なる地域、異なる時間帯の視聴者を捉えることが可能になります。
また、旅費や時間を節約できるため、参加者にとっても手軽に参加できるメリットがあるでしょう。
2.データ収集と分析が可能
バーチャル展示会は、参加者の行動や反応をリアルタイムで追跡し、分析できます。
どのブースが人気で、どのセッションが最も視聴され、どの製品やサービスに興味を示しているのかなど、貴重な情報の獲得が可能です。
これらのデータは、製品の改善、マーケティング戦略の改定、顧客体験の向上など、ビジネス成長に不可欠なインサイトを提供します。
データ分析する際は、他のツールと連携する必要があるケースもあるため、事前にツールの機能を確認しましょう。
3.運営コストの削減
オフラインで展示会を開催するためには、開催費用や人件費など多くのコストが発生します。
またせっかく多大なコストをかけて準備をしても開催期間が終わると、その展示は使えなくなってしまいます。
バーチャル展示会は一度制作してしまえば、展示会後もデータを活用できます。
そのため、社内用の保存資料として保管したり、クライアントへ営業資料として活用したりと幅広い応用活用が可能です。
当日の運営コストだけでなく、営業や広報などさまざまなコスト削減を期待できるメリットがあります。
Matterportを使ったバーチャル展示会の事例
バーチャル展示会のプラットフォームはさまざまですが、その中でも特に実空間の再現性が高い「Matterport」の制作事例をご紹介します。
今回は、弊社の制作事例の中から下記の事例について解説します。
- 博物館
- イベントブース
- 新商品発表会
- 大学のVR展示
一つずつ解説するので、ご自身の活用イメージに合いそうなものを参考にしてみてください。
1.博物館
細かい部分まで鮮明に展示物が映るため、本当に博物館に来ているかのような疑似体験ができます。
また、3Dデータ内にはリンクの埋め込みが可能になっているため(↑写真中央部の青丸)、ブログ記事や動画のリンクを挿しこんでおくことで時間や場所に制限されることなく展示物の魅力を届けることができます。
ちなみに、画面中央部に表示されている「衣装・装束で味わう自然美探訪」をクリックした際のリンク先が以下のブログになります。
このように詳しく説明することができれば、目に見える展示品の良さだけでなく、この展示品を作った方の想いや、細かいこだわりまで届けることができるので、来訪者にとっても作者にとっても嬉しいツールです。
2.イベントブース
事例の2つ目は、企業のイベントブースです。こちらも、先ほどの博物館と同様に、見たいブースを好きなだけ効率よく回ることができます。企業のイベントブースだけでなく、就職活動の合同セミナーなどでも導入すれば、参加者の人混み疲れも防げそうです。
また↑こちらの写真は、3Dデータを拡大したものになります。文字も鮮明に映し出されるため、オフライン展示会同様の価値を提供できます。
3.新商品発表会
最後はサントリーフラワーズの新商品発表会です。
1つのデータ内に新商品の説明を全てまとめてあります。店舗(オフライン)で発表会を開催するとなると、お客さんが多い場合人手が足りず、全員に説明が行き渡らない可能性もあります。しかしオンラインであれば全員が専門的な説明を聞くことができるため非常に効率よく商品を販売することができます。
このような事例を踏まえ、なぜ今バーチャル展示会をするべきなのかまとめてみました!
4.大学のVR展示
千葉大学で行われたVR展示会をバーチャル化しました。
コロナ禍で来場が困難な環境でも、学生や企業に取り組みを発信することで興味をもってもらうことを目的に制作しています。
通常は、立ち入りがむずかしいエリアも撮影しているため、レア感もバーチャル映像では演出しています。
そのほかの事例は下記記事でもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
自社に合うプラットフォームでバーチャル展示会を成功させよう!
バーチャル展示会は、地理的な制約を超えて広範な視聴者にアクセスできる画期的なツールです。
貴重なデータを収集し分析することができ、さらに環境負荷を低減するなどのメリットを持っています。
バーチャル展示会は新しい形のコミュニケーション手段であり、これからますますその重要性が高まっていくでしょう。
弊社は、1,700施設以上のMatterport制作実績があり、本記事でご紹介したバーチャル展示会の制作経験もございます。
まずは、バーチャル展示会に期待することや、商品・サービスの魅力をお聞かせください。
私たちのノウハウや実績から、貴社の成功を最大化できるようなプランをご提案いたします。