VR・360度映像を撮影する4STEP!費用やおすすめの制作会社まで
「VR・360度映像ってどうやって撮影するの?」
「VR・360度映像の制作にはどれくらいの費用がかかる?」
「VR・360度映像を上手に撮影する方法は?」
企業の商品・サービスの紹介やVR展示会、社内見学など、最近多くの場面で利用されているVR・360度映像。集客効果の向上を見込めることから、興味を持っている方も少なくないでしょう。
しかし、マーケティングの一環として取り入れたくても、撮影方法や制作にかかる費用などがわからなければ判断できないはず。
そこで本記事では、VR・360度映像を撮影する4つのSTEPや上手に撮影する方法、制作にかかる費用について解説します。これからVR・360度映像の利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
VR・360度映像とは?
VR・360度映像とは、360度撮影できるカメラで撮った映像や、複数の映像を繋いで360度見られるように編集した映像のことです。映像内を360度好きな角度で見られるため、通常の動画にはない臨場感を味わえます。
また、没入感が非常に高く、まるで映像の中にいるような感覚になれることが特徴です。一般的に、VR・360度映像の撮影には、魚眼レンズを組み合わせた専用のカメラを使用します。
VR動画との違い
VR動画と聞くと、頭にゴーグルを装着しているものをイメージする方も少なくないでしょう。実際に、VR動画とVR・360度映像の大きな違いは、専用ゴーグルの有無です。
VR動画は、頭に装着するゴーグルを通して、動画内が自分の視点に合わせて動きます。高い臨場感を得られるものの、機械や設備が必要という点からあまり普及していません。
一方で、VR・360度映像は、ゴーグルを使わずにマウス操作などで360度全方位を見られることが特徴です。映像自体の魅力や臨場感が伝えやすく、集客効果が高いとされています。
VR・360度映像を撮影する4つのSTEP
VR・360度映像が何かわかったところで、次は撮影方法をみていきましょう。一般的に、VR・360度映像の撮影は以下の4つのステップで行います。
以下でそれぞれの工程について詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。
プランニング
最初に行うのは、プランニングです。まずは、何のためにVR・360度映像を作るのかといった目的を明確にしましょう。
VR・360度映像は360度全てを見渡せるため、動画内の情報量が必然的に多くなります。その中で、いかにユーザーに対して内容を直感的に理解させ、リアルな体験を提供できるかが非常に重要です。
実際に、ユーザーにどのような体験をしてもらうかによって、映像の方向性は大きく異なります。良い映像を作るには、動画の長さや角度、周囲の様子など多くのことを考慮しなくてはなりません。
企画・構成がしっかりと立てられれば、後の工程が非常に楽になるため、時間をかけてじっくりとプランを練るようにしましょう。
撮影
プランニングが完了したら、実際の撮影に移ります。先述したように、VR・360度映像を撮影する際には、魚眼レンズを組み合わせた専用のカメラを使用します。
専用のカメラには以下の2つの種類があります。
- 全天球カメラ:複数のレンズを搭載しており、360度全方位を1度に撮影可能
- 半球カメラ:魚眼レンズを1つ搭載しており、球体の半分が撮影できる。後から編集で360度映像にする。
VR・360度映像の撮影に慣れていない場合には、1度で全方位撮影できる全天球カメラを使用するのがおすすめです。また、撮影の際には、没入感を高めるために撮影者が映り込まないように注意しましょう。
編集
撮影が完了したら、編集作業に入ります。良い映像を作るには、360度の映像撮影だけでは不十分であり、編集作業が必要不可欠です。
明るさの調整やブレの補正を行い、没入感を高める工夫を取り入れてみましょう。もちろん、注目度をあげるための編集も欠かせません。
また、編集作業で特に重要となるのが、撮影した動画をつなぎ合わせる『スティッチング』と呼ばれる作業です。専用の編集ソフトを使って、動画を繋ぎ合わせていきます。
スティッチングの完成度は動画のクオリティに大きく影響するため、こだわるようにしましょう。
公開
編集が終わったら、必要な部分に効果音やナレーションを追加して作業は終了です。効果音やナレーションは、映像の完成度をより高めるのに効果的ですが、多用しすぎると映像の没入感をなくしてしまうため注意しましょう。
あくまで、映像の完成度を高めることを意識して、必要な部分に追加することが重要です。
VR・360度映像を上手に撮影する方法
ここでは、VR・360度映像を上手に撮影する方法を紹介します。撮影方法がわかっても上手に撮影できなければ、映像の完成度は低くなってしまいます。
そのため、撮影の際には以下の2つを意識しましょう。
以下でそれぞれ詳しく解説していきます。
全ての被写体をレンズに収める
1つ目の方法は、全ての被写体をレンズに収めることです。360度カメラでは、視聴者が視点を選ぶため、自分は動かずにすべての被写体をレンズに収めることが重要です。
360度に被写体を捉えることで普段見られない、VR・360度映像ならではの映像が撮影できます。VR・360度映像の魅力を最大限にするためにも、全ての被写体をレンズに収めることを意識しましょう。
カメラを固定する
2つ目の方法は、カメラを固定することです。VR・360度映像では、映像に歪みやブレがあると一気に臨場感がなくなります。
また、ユーザーが映像を見て違和感を覚えると、VR・360度映像の魅力である没入感が一気に下がってしまいます。そのため、撮影の際には自撮り棒などを用いてカメラを固定し、映像に歪みやブレが発生しないように注意しましょう。
VR・360度映像の制作にかかる費用
VR・360度映像の制作にかかる費用は、技術力が必要なことから高くなる傾向があります。しかし、企業のサイトを見ても値段が公表されていないことが多く、相場がわかりづらくなっています。
以下にVR・360度映像の制作にかかるおおよその費用をまとめました。
項目 | 費用 |
---|---|
撮影費用 | 5万円~30万円 |
編集費用 | 5万円~50万円 |
3D・CG制作費用 | 40万円~ |
音響・ナレーション費用 | 3万円~10万円 |
ロケ費用(交通費、宿泊費など) | 実費分 |
キャスティング費用 | 5万円~30万円 |
VR・360度映像の制作にかかる費用は、映像の目的や内容、依頼する会社によって異なります。そのため、上記の価格はあくまで目安として参考にしてください。
VR・360度映像で集客効果を高めたいなら制作会社へ依頼しよう
VR・360度映像で集客効果を高めたいなら制作会社へ依頼するのがおすすめです。本記事で解説したように、プランニングから公開までを自社で担当すればVR・360度映像を撮ることはできます。
しかし、VR・360度映像の撮影には高い技術力が必要であり、撮影や編集に使う機材を揃えるのにも高い費用がかかります。結果的に、自社で行うよりも制作会社へ依頼した方がメリットが大きくなることも多いです。
そのため、VR・360度映像で集客効果を高めたいなら制作会社へ依頼しましょう。
VR・360度映像の撮影なら株式会社Advalayにおまかせ
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1,800件を超える映像を制作した実績とノウハウがあるため、お客様の課題にあわせた映像の制作が可能です。VR・360度映像を用いた集客に興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
本記事では、VR・360度映像を撮影する4つのSTEPや上手に撮影する方法、制作にかかる費用について解説しました。VR・360度映像をうまく活用できれば、集客効果の向上を見込めます。
VR・360度映像の撮影に挑戦したいという方は、本記事の内容をぜひ参考にしてみてください。また、より集客効果を見込むなら、制作会社へ依頼することがおすすめです、
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本記事があなたのお役に立てることを願っております。