【革新的】美術館をコロナから救うアイテムと取り組みをご紹介

美術館 コロナ 取り組み

こんにちは!株式会社Advalay編集部です!

新型コロナウイルス感染症の流行で外出が制限され、美術館にも影響がおよびました。

このような状況を踏まえ、
「コロナ禍でもうまく集客できる方法はないだろうか?」
「オンライン上で美術館の新たな楽しみ方を創出したいけれど何をすればいいかわからない…」
「他の美術館はコロナ禍でどのような対策をしているのだろうか?」

などのお悩みや疑問をいただくことがあります。

そこで今回は、感染症流行による美術館における課題を解決するキラーアイテムMatterportを活用した取り組みをご紹介します!

ぜひこの記事を読み進めていただき、コロナ以降も持続可能な展覧会作りの参考にしていただければと思います。

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目次

美術館のコロナ禍での課題

展覧会の開催中止

新型コロナウイルス感染症の影響により、開催に向けて準備が進んでいた企画展も中止を余儀なくされてしまいました。
展示が大規模になればなるほど人が集まり「密」になってしまうため、オフラインでの展覧会の開催は困難だと言えます。

現地へ足を運ぶことができない

開催を中止する展覧会がある一方で、徹底した感染症対策を行った上で展示を続行している美術館もあります。しかし、ユーザーは公共交通機関などで多くの人との接触が予想されるため現地に足を運ぶことに抵抗があります。美術館側、ユーザー側双方の意向が一致しなければ展示作品を見ることは叶わないという厳しい状況です。

入場日時や人数の制限がある

感染者数が減少し、美術館巡りが通常に近い形でできるようになってきている地域もあります。しかし、そのような地域でもお客様同士の間に一定の距離を保つ、入場日時や人数規制など「制限」からは逃れることができない様子です。

少しずつ状況は改善してきたように見えますが、やはり「元通り」とは行かずもどかしさを感じている方もいるのではないでしょうか。

そのような苦境を救うのがMatterport(マーターポート)。
どのようなツールなのかご紹介していきます。

美術館の窮地を救うデジタルツール Matterport とは?

Matterport(マーターポート)とは、4Kの高画質で360°空間全体を撮影できるカメラで、物件のオンライン内覧を目的として開発された技術です。
撮影した実空間が、3D映像としてバーチャル上に生成されます。

この技術で制作された美術館のオンライン映像を細かく解説していきます。

特徴①自由自在に空間移動ができる【ウォークスルー機能】

Matterport映像では、空間内を自由自在に移動することができます。
画質も綺麗であるためストレスなく移動することができますし、またリアルの空間と異なり「いきたい!」と思った場所に瞬時に移動することができるのが特徴です。

(引用:https://sgm-nasu.com/

特徴②4Kの高画質映像

こちらの映像は「北斎づくし」の実際のMatterport映像です。
作品の文字や細かい筆使いなど繊細な部分まで鮮明に映し出されていることがわかります。

(引用:https://hokusai2021.jp/

特徴③作品の説明文やプロモーション動画まで表示。【タグ機能】

そしてMatterportの大きな特徴の1つが「タグ機能」と呼ばれているシステムです。
この機能では、丸いポイントをクリックすると画像や動画、サイトリンクなどがポップアップで表示されるという仕組みです。作品の説明やプロモーション動画などを埋め込むことで非常に充実したコンテンツになります。

リアルの空間では、人が多くてよく見えなかったり、時間がなくて説明文を全ては読むことができなかったりすることもありますが、オンラインであれば好きな時に好きなだけ作品に入り込むことができるためユーザーの満足度も高くなります

(引用:https://hokusai2021.jp/

特徴④展示をダイジェストで再生!【ハイライト機能】

画面下部の画像が帯状に並んでいる部分が「ハイライト」と呼ばれる機能です。

ここでは、空間内の特に見せたい作品やエリアをピックアップして並べることができます
ハイライトに表示されている画像は、順番に自動再生することもでき、展示をダイジェストで楽しむことができるのもMatterportの魅力です。

(引用:https://mail-i.work/ooedo/

特徴⑤簡単に表示ができる

撮影した映像からはリンクが発行されるのですが、そのリンクをWEBサイトやSNSに貼り付けるだけで表示ができるので非常に簡単に活用することができます。

またユーザー側も映像を閲覧するのにアプリケーションなどが必要ないため、手間なく映像を楽しむことができます。

(引用:https://goforkogei.com/special-online-content2021/

Matterportを活用した取り組み事例3選

美術館では続々とMatterport映像の導入が進んでいます。
今回の記事では、3つの事例をご紹介いたします。

森美術館

森美術館では、新型コロナウイルス感染症の影響で開催が中止になってしまった「未来と芸術展」をMatterportで撮影しています。 

(引用:https://www.mori.art.museum/jp/digital/03/)

森美術館の展示については下の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

北斎づくし

葛飾北斎の生誕260年を記念して開催された特別展「北斎づくし」のMatterport映像です。

この北斎づくしでは、声優の町田啓太さんを起用した音声ガイドを有料で導入。Matterportサービスの新たなビジネスモデルとして注目を集めていました。

(引用:https://hokusai2021.jp/
※2021年の開催だったため、映像の公開期間は終わってしまいました。

国立科学博物館

最後は国立科学博物館の「かはくVR」です。
「日本館」と「地球館」2つの展示をおうちで楽しめる贅沢なコンテンツになっています。

(引用:https://www.kahaku.go.jp/VR/

Matterport導入フロー

STEP
打ち合わせ

プランナーと、撮影場所の打ち合わせ日程調整を行います。
美術館の撮影では著作権問題など、撮影してはいけないエリアや作品、価格などを決めていきます。

STEP
撮影

カメラマンが撮影場所に伺い、撮影を行います。
撮影場所の規模にもよりますが、基本的にカメラマンは1名、撮影時間は2~3時間程度です。
基本的に自動で撮影を行うGoogleストリートビューのカメラとは異なり、Matterportは撮影場所やカメラの高さを自由に人力で決めることができます。

美術館では、空間はもちろん作品の繊細な部分まで鮮明に映るようにカメラの高さや距離にこだわって撮影を進めます。

STEP
編集

撮影で完成したデータを編集していきます。撮影ポイントの選択・見せたくない場所のぼかし・ECサイトや動画リンクの埋め込みなど、より充実したコンテンツになるよう仕様書に沿ってデータを完成させていきます。

STEP
納品

完成したデータは、URLにて納品いたします。

STEP
掲載

発行されたURLはホームページやSNSへの掲載するなど活用方法は多岐にわたります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
コロナ禍での美術館の取り組みをまとめます。

コロナ禍での美術館の取り組み まとめ
  • コロナ禍で人の移動が制限され、美術館の開催が中止された
  • この窮地を救ったツールがMatterportという3Dカメラ
    • 森美術館など有名美術館で続々と導入が進んでいる
    • 映像は4Kの高画質で作品を繊細に表現することができる
    • タグ機能など豊富な編集機能でオフライン以上に充実したコンテンツと届けられる
    • 一度映像を制作してしまえばWEBサイトやSNSなど自由に掲載できる

ウィズコロナ時代の新常識としてリアルとオンラインが融合した新たな集客・PR方法がどんどん浸透しており、Matterportも幅広い分野で導入が進んでいます。

弊社では1000件以上の撮影実績をもとに、撮影だけではなく3D モデルを活かしたプロモーション提案が強みです。
Matterportに関することや活用方法などぜひお気軽にお問い合わせください。

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Advalay編集部
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